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REVIEW |
■動作環境 (2001.11.21更新)
接続できるキーボードは、Happy Hacking Keyboard、Happy Hacking Keyboard Lite 、また、PS/2インターフェイスを持った101/104キーボード(50mA以下)です。 日本語キーボードに関しては、英語版のドライバではアルファベット部分の入力は確認しましたが、記号や、カタカナ・ひらがなキー、変換キー・無変換キーなどには未対応のようです。(私のところでは、IBMの106日本語キーボードで確認) # もちろん、現在発売されている日本語版なら問題ないでしょう。 連続稼働時間はHappy Hacking Keyboardで20時間、Happy Hacking Keyboard Liteで80時間とスペックにはあります。 それ以外のキーボードでは消費電力によって異なります。 OSは、PalmOS 3.0以上で、ドライバーソフトのインストールのため21KBの空きメモリーが必要です。 # PalmOS 3.5には、ドライバのバージョンアップ、ver. 1.32で対応。 バッテリーは"AA size"とマニュアルにありますが、設計上は単三乾電池の使用を前提にしているそうです。 (アルカリ単三乾電池が使えます) ■外観について サイズは幅3.5"(約9cm)、奥行き4.6"(約12cm)、高さ1"(約3cm)で、Palm本体よりひとまわりくらい大きいといった感じ、重さは105g(バッテリー除く)です。 カラーはグレー、表面処理はPalmとくらべると滑らかですが、今後の量産モデルはPalm IIIのようなシボ加工になるそうです。 ■セレクタースイッチ (Selector Switch) HHCradleには、キーボードを接続するポートと、シリアルポートがありますが、同時使用はできないので、本体右側面のスイッチで切り替えます。 キーボード側が「ON」ポジション、 シリアルポート側が「OFF」ポジションとなっています。 このスイッチは上部のカバーを閉じていてもポジションを確認できますが、カバーを開かないと切り替えにくい、つまり鞄の中などで誤作動を起こしにくい構造になっています。 このスイッチを「ON」ポジションにすると、キーボードへ電力が供給されます。 ■LED ポジションの切り替え時や、キーボードの稼動中、バッテリー残量が少ない時など、緑色LEDの点滅パターンの違いで状況を知らせてくれます。 LEDは、電源ONのスタンバイ中、2〜3秒に1度くらいの細かい点滅をしているので、電源の消し忘れ防止に役立つと思います。 PalmをHHCradleにセットするとLEDがPalmの影に隠れますが、稼働中に見えないことは機能上問題ありません。 (これは、暗いところで使う際に目立ち過ぎないようにとの配慮だそうです) (青く光らせたり、HotSync時に同期発光させたいという方は位置を変更されたりするのでしょうか・・・内部のスペースは結構ありそうですが) ■クレイドルカバー / スタンド (Cradle Cover / Stand) 上部のカバー(Cradle Cover)部分を開くと、Palm用のコネクタがあり、立ち上げたカバーはPalmを適当な角度で支えてくれるスタンドになります。 カバー側の窪みがPalmにフィットする、カバーを閉じておくと端子部分をホコリから保護できるなど、なかなかうまく出来ています。 このシリアルコネクタは、クレイドルのような「置くだけタイプ」ではなく、HotSyncケーブルのようにしっかりと接続されます。(HHCradleを逆さにしたくらいでは、Palmは抜け落ちませんでした ^-^) HHCradle本体は、わりと軽めだと思いますが底面にラバーの滑り止めがあり、スタンド(カバー)が両サイドからもPalmをホールドする形になるため、非常に安定しています。 スタンドの角度は可変ではなくPalmを約45度でホールドする位置で固定です。 ■シリアルコネクター (Serial Connector) 後部のシリアルポートには、Palm IIIシリーズの様なスライドカバーがあり、端子部分を保護しています。ここにシリアルポート用の周辺機器を接続出来るのですが、Pilot Modem等の左右の爪でロックするための窪みもあります。 (アメリカでの発表ページの画像には無い様ですが) また、標準のクレイドル同様にHotSyncボタンがあり、HotSyncケーブルをシリアルポートに接続し、切り替えスイッチをシリアルポート側「OFF」ポジションにして、HotSyncボタンをクリックすると、HotSyncを開始します。 また、Newton Keyboard、PDA Keyboard Proなどもこのシリアルポート経由で使えます。 (それぞれPiloKey等の対応したドライバーソフトは別途必要です) (私のところでは、Newton Keyboardの動作を確認しました) スタンドやコネクタを自作するのが苦手な方にも携帯スタンド兼、携帯クレイドルとしておすすめできます。 ■ドライバソフトウェア (HHC driver) ドライバソフトウェアは専用の "HHC driver"(英語版)が同梱されています。 ドライバソフトの使い方が解説されたマニュアルと一緒にFDメディアに入っていました。 マニュアルには、AltキーやMetaキー(Commandキー?)と特定キーの組み合わせで、特別な機能を呼び出すキーコンビネーションの解説もされています。 # 最新のドライバは以下のページを確認してください。 # http://www.pfu.co.jp/hhcradle/
HHCradleでは、ほとんどのPS/2キーボードがOKとのことで、Palmで使えるキーボードの選択肢が一気に増えます。
(コンパクトで、価格も下がったHappy Hacking Keyboardは、もちろん個人的にもおすすめです) |
公式サイトでの情報 | reference |
PFU、Happy Hacking Cradleのページ |
http://www.pfu.co.jp/hhcradle/ |
最新ドライバーソフトのダウンロード |
http://www.pfu.co.jp/hhcradle/download/dl.html |
株式会社 PFUからの発売時ニュースリリース |
http://www.pfu.co.jp/hhcradle/news991125.html |
PFU アメリカの、Happy Hacking Cradleのページ |
http://www.pfuca.com/products/hhkb/hhcindex.html |
その他のレビューサイト | reference |
Palmwareの本格的なレビューサイト "Muchy's
Palmware Review!" においても、Happy
Hacking Cradleと、HHC
Driverについて、個別に詳しくレビューされています。 是非ご覧ください。 私の解釈に誤解のあった部分など、Muchyさんのレビューを参考に修正させていただきました。 Muchyさん、ありがとうございます。 |
Muchy's Palmware Review! |
Happy Hacking Cradle | |
HHC Driver |
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