1998年発表。コンパクトな青いcube。先頃、Sun Microsystemsの傘下に。「Cube訴訟はあるのか、ないのか？」どうなったんだ?
[後日談] どうやら、こうなったようです...

2000年発表。透けてる部分がALIENの肋骨みたいで、FireWireのマークは放射性物質をあらわす"RI(Radio Isotope / 放射性同位体)マーク"ぽいし、G4 Cubeと比べると、ちょっとコワモテ系。ところで、パンフレットページに、野球用硬式ボール、電球、林檎なども立方体化しているのは面白い。cubeな林檎の味はともかく、日本でも、四角いスイカとかあるよね。

2000年発表。SIGGRAPH 2000で展示された、高精細度リアルタイム映像製作システムの中心となるグラフィック生成システム。PlayStation 2のエンジン、Graphics Synthesizerボードなどを、16ユニットも搭載している、約42cmの立方体。Cubeデザインのカッコよさもさる事ながら、各ユニットの稼働状況を表わすイルミネーションが、まるでStarTrekの Enterprise や、Voyagerなどで使われている「アイソリニアチップ(Isoliner chip)」みたいでよいのだわ。そういえば、メモリースティックを透明にしたらアイソリニアチップっぽいかも。ところで、SONYのIPSってサーバ製品もcubeデザインだったような気がするんだけど、画像が見つからなかった。

背面はしかたないとしても、「フロッピードライブ蓋」はあまりにも色気が無さ過ぎでは。構造上、ファンレスに出来ないのも残念。ファンレスなら"Micro Box 810MUON"がおすすめらしくて、Cubeじゃないけど無骨でいいかも。ところで、ガラスの林檎はAppleにたいするリスペクト?それとも...

少し前、よく見かけたCube型のAT/ATX motherboard用ケース、"Mini Server Case" 。自作するならやはりこれに入れるか、ゼータクするならNeXT Cubeの側(がわ)だけ使うか....。もうちょっと豪華な"Super Cube Server Case"というのもあって、前面パネルが結構カッコよい。

幅、奥行き、高さの比率が微妙で「うーん、cubeかなー?」 というのは他にもあるけど、これは「かなり」ムリがある。なんでcubeなの?

4つのサテライトスピーカーと、1つのウーハ&アンプで構成されたこの製品、初めて商品写真を見た時、「おー5つともcubeだ! しかもウーハはNeXT Cubeのデザインにかなり影響されてるぞ」と思ったんだけど、ウーハのサイズは165mmX203mmX358mm。奥行きはかなりある。写真に騙されたけど、デザイン的にはNeXTに一番マッチしそう。ただしデジタルDINでSound Blaster Live!に接続するそうで、NeXTには無理か...

空想生活をご存じですか? 知らない方はまず見てもらうとして、ここのINSIPIDというライン(フレーバーと呼んでいる)のデザインには、cubeチックなものがいくつかあります。電子レンジ、炊飯器、冷蔵庫、小型ラジオ(卓上ペット)、電話器(Q-phone)、リモコン(Coloron )、目覚まし時計など。ブルータスに連載されている空想家電にもやはりcube系がよく出てきます。(07. Coloron、05. hako)
cubeであるべきかどうかは別として、シンプルなデザインが欲しい人は結構いるってことを、ニッポンの家電屋さんの一部でもいいから認識してクレー!!