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AppleScript Studio入門教室について


※これは、AppleScript Studioの入門用テキストです。――「AppleScript Studio」というのは、Mac OS X 10.1.2よりサポートとなった新しい開発環境です。AppleScriptを使い、Cocoaアプリケーションを開発できるという、画期的なものなの です。そこで、より多くの人に「自分でCocoaアプリケーションを作る」という楽しさを体験してもらうため、簡単な入門教室を用意しました。

 ここではAppleScriptの使い方・書き方については詳しく述べていません。「AppleScriptなんて知らない」という人は、ま ず 「AppleScript入門教室」で基本を覚えてから読んで下さい。また、AppleScript Studioを利用するには「Developer Tools」がインストールされている必要があります。これはパッケージ版のMac OS Xでは標準で付属しています。


目次
1.AS Studioの基礎知識 AppleScript Studioと、Project Builder+Interface Builderの基本的な使い方について。
2.ボタンとフィールド ボタンをクリックして何かを実行させる基本について。テキストフィールドのテキストを取り出す方法。
3.フィールドとダイアログ フィールドからの数字の入力と、ダイアログによるCocoaらしい表示の基本について。
4.チェックボックスとラジオボタン チェックボックスについてと、ラジオボタンを作るための「マトリックスとセル」というものについて。
5.UNIXコマンドを使う AppleScriptからUNIXコマンドを使う。また多量のテキストを扱うNSTextViewについて。
6.数量コントロール 数量を扱うスライダーやステッパーについて。また常駐アプリ作成のためのidleイベントについて。
7.より本格的なアプリへ 更に本格的なアプリのために、NSDrawerとNSView、NSTableViewと ASKDataSourceなどを利用 して みる。
8.Objective-Cクラスとの連係 AppleScript Studioにない機能をObjective-Cと連携して実装する。例として、スクリプトとグラフィック描画を行なわせる。

※なお、「この入門だけじゃ物足りない!」という方は、
拙著「AppleScript Programming for Mac OS X」
「AppleScript Studioでゼンマイびゅんびゅん!!」
をどうぞ。
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