川俣に行ってきました
福島県の川俣町へ行ってきました。
僕が行こうと決めた数日前に一部の地域(川俣町山木屋地区)が計画避難地域に指定されました。
行ってみた印象はツイッターにも書きましたが、
安全なのか危険なのか政府のどっちつかずの対応がそのまま町民の行動にでているよう。
東京などと比べてずっと高い放射線レベルのはずなのにマスクを着用している人も少なく、街を見ている限り危機感は全く感じられない。目に見えない恐怖よりいつもの暮らしを優先させている感じでした。
これは神奈川でもそうですが、テレビだけ見ている人と、ネット等を酷使して情報を得ている人との温度差はとても大きい。
畑等の除染はどうかと訪ね薦めるが、大元が止まらないので今すぐやっても無駄だろうという投げたような雰囲気が。
商店は客もこないので何もやる事ない。だから大人たちは集まりがあると100%近い出席率。
収入がないのでキャッシュが消えて行くばかり。
福島市まで避難エリアを広げると膨大な数の避難者をなんとかせねばならなくなるので川俣町が犠牲になり堰き止めているという話もありました。(実際に福島市内で川俣より高い放射線レベルを検知しているところもあるそうです)
お預かりした現金は合計で105000円
物資はミネラルウォーター、静岡のひもの、マスク、ニュージーランド産玉葱、ビスケット、OS-1ゼリー
群馬のうどん、スパゲッティ、トイレットペーパー、レトルト食品、カップ麺など車に積めるだけ持っていきました。
ランテルナロッサからも少しですがビーチカレーを持っていきました。
川俣町では個人の支援物資を受け付けていないので、すべて僕の先輩の三宅氏に渡し、氏が活動する消防団、商工会のつながりで必要なところに分けてもらいます。
ご協力頂いた皆さん、大塚製薬様、ありがとうございました。
物資に関しては手に入るようですが、物によっては価格が通常の倍以上のこともあるようです。
毎回荷物を運んでもいられないので今後は宅配便を利用し、
物資は、かさばらない安全な食品およびマスク等に限って集め、現金を主に支援していくつもりです。
今後とも支援のほどよろしくお願いします。
Posted: 木 - 4月 21, 2011 at 12:19 午前