入院している時の心得「冷静さと思いやる心」


入院に必要な物(一週間以上なら)

パジャマ(洗い替えが出来るように最低2着)
下着3セット・タオル3枚・シャンプー・液体石鹸(固形でもいいですが濡れたままだと不便)・歯磨きセット・洗口液(リステリンなど)
ペーパータオル
(手を拭く、食器を拭いた後などは使い捨てできるので便利。たくさんタオルを持って洗うのも大変でしょ)

イヤフォン(線は長めに)・メモ用紙と筆記具・小銭(携帯がほとんど使ってはだめなのでテレフォンカードも)・コップ・箸とスプーン・ティッシュペーパー・スリッパ(サンダル)

娯楽
(本・雑誌・音楽などですが、手術後二日くらいは読んでも集中出来ずに面白くありませんが、気分転換には必要です。音楽を聴けるようにMDと言いたいところですが、時間がたっぷりあるだけにiPodのような大容量のものでないと役に立たないと思います。私はiBook丸ごと持って行きました)

とりあえず同室の人に挨拶しましょうか、「今日から入院しました・・・です、よろしくお願いします」くらいで、それぞれ病状・制限食も違いますし手みやげにお菓子、なんてのも必要ないと思います、私は挨拶は苦手です

ホテルの泊まるときもそうですが、出来るだけ早く鞄から持ち物を出して引き出しなどに納めれば落ち着きます、でも自分だけの部屋じゃないんですから整理整頓は大事

病室で症状の説明などの超個人的な情報が聞こえてくる、興味を覚えることではありますが聞かないふり、当然知らないふりをしましょうね、でも覚えていて気遣いましょう
4人部屋ですが結構広いです
簡単な手術と言われてもお腹を切るのは不安だし、麻酔が切れれば傷は痛い、仕事しなくていいやと喜んでいる場合ではない!

テレビやラジオはもちろんイヤフォン、面会のときは面会用の部屋とか食堂へ行って話しましょう、小さな声もよく聞こえてプライバシーゼロ、しんどい時は人の話なんか聞きたくないのです、自分に面会がくるとそんなことは忘れて大きな声で話していたりして

顔を洗えば水の音、新聞を読んでいれば紙の擦れる音、スリッパで歩けばパタパタ足音が、起きたり寝たり、動けば必ず音が出て同室の人に聞こえているはず、音を止めることはできないが気遣うことはできる

入院生活は孤独です、同室の人との話ができるほど一緒にいるわけでもなく看護士さんとは退院でお別れです、こんな時こそ自分を冷静に見つめる冷めた心と人を思いやる心が必要、ここは非日常の空間で私は下界の私ではなく良い人に変身です。

私の病気が世界で一番重くて一番苦しんでいるわけではないのです、でも私なりに苦しんでいるんですけどね

健康でなければ音楽も読書も映画も楽しくない、だから早く元気になって!
天井になんか映せたらいいのに
退院したら心の曇ったただの人になっちゃいました!

Posted: 金 - 6月 25, 2004 at 08:31 PM        


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