鈴鹿サーキットで撮影を始めてからかれこれ7、8年経ちました。これまでに、サーキット内を歩き回って、撮影しやすい場所やカメラマンがたくさんいたところを上の絵に書いてあります。鈴鹿サーキット内を歩くには、トンネルを通ると近道になりますので、トンネルの場所もあわせてのせておきました。
グランドスタンド
ここからは、ピット作業が300mm以上のレンズで撮影可能です。グランドスタンドは、予選初日であれば指定席のチケットがなくても立ち入りできるので、まずはここで撮影し、ピットの様子を伺うのも良いでしょう。
第1コーナ
スタートのシーンを正面から狙うことができるのですが、ここはプロカメラマン専用のスタンドが設置してあり、アマチュアは入れてもらえません(;_;)。
S字コーナ
ここは、とても好きな場所です。コースを見下ろすような丘から撮影すると、バイクであればバンクしているために真上から撮影したように写ります。4輪では200〜300mm、2輪では400〜600mmぐらいがちょうど良いでしょう。かなりのフィルムを使いました。
逆バンク
逆バンクを抜けてゆるい上り坂をあがってくるところを正面から撮れます。ここは1台であれば600mm程度のレンズが必要です。数台をからめて撮るなら300mm程度でも良いかもしれません。
ダンロップコーナ
まずは、トンネルをくぐってすぐ上から撮影できます。コースまでの距離が最も近いところですが速度も非常に速いのでなかなか、うまく撮影できません。ここは広角レンズで後方に見える観覧車をいれて手前にコースを入れて撮影するのが良いかも知れませんね。
ヘアピンコーナ
ここは、ヘアピンへの入り口から撮るのと出口から撮るのと2ケ所あります。入り口よりも出口から撮るほうが撮影しやすいのですが、コースと観客席との距離が遠いため長いレンズが必要になります。600mmがあればベスト、最低でも400mmは欲しいですね。
また、ヘアピン近くの立体交差の出口近くのアウト側にちょっとした丘があって、ここからヘアピンに進入する後ろ姿を撮影できます。F-1などはシフトダウンするときにマフラーから炎が出ることがあるので、それをポイントにするとかっこいい写真になります。