Pantherがやってきた


10月25日 Mac OS X 10.3 コードネームPanterの発売日だ。

アップルストアで予約していたので、宅配会社のお兄ちゃんがきっちりと本日運んでくれた。

早速インストールしてみた。まず始めに使ってみたかったのが噂のExpose' だ。たいてい5つぐらいのソフトを同時に起動しているので、デスクトップの表示がウィンドウだらけになってしまう。それをF9ボタン一発ですべてのウィンドウを小さくきれいに並べて表示してくれるため、目的のウィンドウを探すのがとっても便利なのだ。やってみたら、これがとても便利。いままで気づかなかったがデスクトップピクチャーの明度が暗くなってよりウィンドウだけが明るく浮き上がるように表示されるのは、なんとも先進の表示方法だな。

うちのデュアルディスプレーでの表示はどうなるのかなと試してみたのがこれ。ちゃんと2台のディスプレーのウィンドウがきれいに並んで一覧表示できているのがわかると思う。この状態でマウスをウィンドウの上にかざすとウィンドウ名も表示してくれて、それでOKならクリックすれば最前列に持ってきて元の表示に戻るのだ。


日本語版は日本語変換ソフトの”ことえり”がバージョンアップしてさらにお利口になったそうだ。よくあるのが、ひらがな入力になっていると思って打ったら英数モードでローマ字がいっぱい表示されていたりする間違いも、かなキーを2回押すだけで日本語に再変換してくれるのはいままでありそうでなかった機能だ。

全体的にOSの動きもさらにきびきびした。ありがたいのはPDFファイルの表示がものすごく高速になったこと。PDFの表示はいままでなんとなくかったるい感じであったが、Pantherに付属するプレビューというPDFビューアで書類を開くとPDFであることを忘れるぐらいスムーズにスクロール表示できる。もともとOS Xになってからは画面表示がQickDrawからQuartzというPDFをフォーマットとしたものになった割には、PDFの表示が遅かったのはいままで不思議だったのだが、ようやく本来の姿になったということだろう。

まだ、使い始めてほんの1時間程度だが新しいOSを触るのはいつもワクワクするね。ハードを買い替えても中身はいつものソフトである場合がほとんどだけど、ソフトを買い替えるとこれまでとは違った体験ができる。そして、自分自身も新しくなったような気もするのだ。

Posted: 土 - 10月 25, 2003 at 06:05 PM        


©