ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2010年10月14日
全国ミーティングに向けて
週末にLTOC(ランチア・テーマ・オーナーズ・クラブ)の全国ミーティングがあります。
今年は関東エリアが担当で僕も幹事をやっております。
ミーティングでみんなに会う前に車をもう少しまともな状態にしたいと思います。
まずはちょっとうるさくなってきたオルタ・ウオポンベルトテンショナーベアリングの打ち替えです。
2008年の冬にこのベアリングがトラブって交換したのですが、そのときに使ったベアリングはシールドの無いタイプで
耐久性に問題があることは承知しており、さすがにガラガラ言ってきたので交換します。
気休めにグリスを入れてゴムシートを貼り付けておきました。(裏から埃は入っちゃいます)
分解して、古いベアリングを抜き取ります。今度使うのはシールドがちゃんとしたベアリングです。
本当はスポット溶接でベアリングを固定したいのですが、以前も抜けることは無かったのでこのまま行きます。
ベアリングは日本製に限ります。今度のはNACHI製です。
これを変えただけでエンジン音がずいぶん変わりました。(静かになりました)
ベアリングの後は動かなくなっていた電動リアスポイラーの修理です。
トランクの右奥に電動リアスポイラー用のコントローラーボックス(リレー)があります。
動かない原因をいろいろ調べてみると12Vが来ていない、
そこで近くに常時12Vが来ているケーブルを探し、(たぶん電動リアヘッドレストの電源)ここからバイパス。
リレーを動かすコントロール電源は来ていたので常時電源をバイパスしたら作動するようになりました。
これは写真無しです。
次は熱で硬化して折れ曲がっていた油圧クラッチのリザーバタンクからのホースを引き直しました。
折れ曲がっていて上手くオイルが落ちないらしく、クラッチのマスターシリンダーにオイルが行かず、
クラッチを切るたびにキーキー音がうるさいのです。
工具箱に転がっていた適当なホースで折れないように余裕を持って引き直しました。
でもキーキー音が消えたのはそのときだけでした。
これも写真無しです。
リアショック交換
以前いただいていたKONIのショックに交換です。フロントはすでに終わっています。
リアはシートを外してリアボードも外さなければならないのでめんどくさいです。
ここまでばらすとようやくショックのアッパーサポートが見えます。
アッパーサポートの上には防音のためかスポンジのカバーが乗っていますが、これが腐って毒カステラ状態になっています。
べとべとでドロドロです。捨てます。
ショックとリンクを接続している長いボルトを2本抜きます。
1本はすごく長いです。これを入れるときは貫通ドライバーを反対側に差し込んでねじ山をつぶさないようにハンマーで打ち込んでいきます。
アッパーサポートを上手いことねじ穴に入れるのが一苦労です。一人でやるのは結構つらいです。
ねじが出てきたらすかさずナットを一山でもかけておきます。
黄色いショックになりました。
これで気持ちよく全国ミーティングに参加できそう。