ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2009年10月8日〜9日
大トラブルからの脱出20
今日の目標:オイルパン、フロントカバー
今回タイベル切れでヘッドのみオーバーホールすれば修理は終わりですが
せっかくエンジン降ろしたのだから予算の許す範囲でいろいろやっておきたいことがあります。
その1つにドリブンギアベアリングを新しいものにするという作業です。
9月28日のページでも詳しく書きましたが
タイベル交換2回に1回はこのベアリングを買えた方が良いとのことだったので
これだけはやってみようと思い、オイルパンまでばらす次第です。
ミッションを外したエンジン本体をエンジンスタンドに取り付け逆さにします。
下側のオイルパンを外します。あれ?ストレーナーに何かついている。
金属片でした。
上側のオイルパンも外し、フロントカバーを取り外します。
ビッグエンドは見えません。ドリブンギアとオイルポンプが見えます。
オイルポンプの真ん中のボルトもフロントカバーの固定に使われております。
フロントカバーがとれました。
シールのない(エンジンオイルにつかっているのでいらない)ドリブンギアの後側のベアリングが見えます。
フロントカバーから問題の前側ベアリングを抜き取ります。大きなボルトをあててハンマーで軽くたたいていくと抜けてきます。
シールに傷つけないように注意です。
これが1個5万円するベアリングです。
ベアリングを抜き取るとシールが残ります。シールは今回手に入りませんでした。
シールの後にシール付きのベアリングが圧入されるので
シール交換しなくてもいいかと素人判断でそのまま使用します。
よく観察するとこの穴を1ミリ広げて汎用ベアリングが入るように加工するのは結構面倒だなと思いました。
スナップリングやシールの部分をどうするのか?
やっぱりベアリングを加工しちゃった方がずっと安いし楽だと思います。