夫婦のお部屋
・・・うふ。こっそり公開しちゃお。うふ。
40過ぎた中年夫婦が「うふ」だとぉ? けっ。……と思われるだろうが、まぁいくつになっても、夫婦の寝室を公開するってのは恥ずかしいものだわね。我が家の場合、特にその理由がある。いや、別にものすごいエロい部屋であるわけじゃないよ。ごく普通の寝室であります。ただね……なんちゅうか、恥ずかしいのですよ。特に、夫にとっては。寝室には、2台のベッドがあります。これが、いずれもアイアンなのであります。アイアンのベッド。うふ。もうこれだけで、どこかしら「少女趣味」な感じがしない? こういう乙女チック(←死語)な雰囲気というのが、あたしゃ苦手なのですよ。わかるでしょ、あなたが男なら。でもまぁ、妻が「私は、アイアンのベッドに寝るのが生涯通じての夢だったのよっ!」と言い張るので、アイアンにしました。はい、その通りです、負けました。毎晩、この少女趣味な寝台で寝ています。はい、40過ぎてます。本当にごめんなさい。ところで、このアイアンベッド、いかほどだと思う? なんと2つあわせてン十万!!……なんてことはなくて、実は1つ4万円ちょっと。そのへんの合板のベッドより安いのだ。さすが「値引率に弱い」と評判の妻。乙女の夢を実現させるにあたっても経済観念は揺るがなかったらしい。見た目には、そんな安物には見えないところがアイアンの偉いところだね。
これが、夫婦の寝室であります。乙女心をゆさぶる、愛らしいアイアンベッド。オレンジ色に輝く、愛らしい照明。そこに眠る、四十面したおっさん。
妻のベッドの横には、足踏みミシンと、その上にガレのスタンド。これは常夜灯代わりにしている。なかなか雰囲気はいいでしょ?
公開日: 日 - 11月 25, 2007 at 01:04 午後