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一番くつろぐ場所
・・・それは、「第2のリビング」であります。
引っ越したとき、ともかく困ったのが「山のような段ボールの置き場所」だった。納戸部屋を1部屋用意はしていたけれど、そこにすべて詰め込んだんじゃ、納戸部屋そのものがつぶれてしまう。どこかに置いて、少しずつ開梱しながら納戸に荷物を整理していかないといけない。
結局、犠牲となったのはリビングだった。15帖のリビングは、まだ家具もピアノも来ていない当時はやたら広かった。ここにデーンと段ボールを積み上げて、毎日荷物の整理に明け暮れていたわけだ。当然、リビングは、リビングとしては使いものにならない。僕らは一体、どこでくつろぎ、一服すればよいのだ?
このとき、救世主として登場したのが「ロフト」である。ロフトは、とりあえず娘の絵本とDVDぐらいしか荷物はない。ここをとりあえずのプライベートリビングにしよう。
——そして、引っ越してから2週間。今やロフトは、我が家のプライベートリビングとして完璧に定着してしまった。1階の荷物はそれなりに片付いたが、ピアノも届いたし、やっぱりきれいなままにしておきたい。ロフトなら、普通のお客さんには見られないし、思いっきりだらしなくできるのだ!
それにしても、このロフトの何ともいえずくつろぐ空気は何なのだろう。人間、くつろぐにはある程度の「狭さ」が必要なのかも知れないな。どうも、やたら広い1階リビングは、なんか落ち着かなくて・・・(単なる貧乏性か?)。
ラグの上でDVDを眺める娘。
ここはすっかり一家の中心になってしまった。
本棚にテーブル、妻のMacやミシン、娘の絵本が雑然と並ぶ。
この「だらしなさ」が、くつろぐんだよなぁ。
これは、ロフトの「大人図書館」。
パパの文庫本が千冊ほど、後はMacにママの縫い縫い関係の
モノで浸食されている。
こちらは、「子供図書館」。娘の絵本と、積み木やレゴなど。
娘は寝る前になると、ここで読んでもらう絵本を選んでベッドにつくのだ。
書斎から、向かいのロフトを眺める。
仕事の手を休めて、娘の遊ぶ姿を見ながら一服。
公開日: 日 - 11月 18, 2007 at 07:21 午後
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