何はなくとも、本棚から
我が家の収納は、本棚に始まり本棚に終わる。
さて、新居3日目。3日目ともなれば、さだめし粗方の荷解きは終わっているだろう、などと思っている諸兄よ。甘い。アンドロメダ焼きよりも甘い。とりあえずリビングに山積みされた段ボールをなくすためには、納戸にスペースを作らないといけない。そのためには現在満杯の収納ボックスを空けなければいけない。そのためには……と、まるで15パズルの数字をあちこち入れ替えるようにして荷物を移動していかなければいけない。そして大抵は、あちこち動かした割には荷物は全く減っていないのだ。なぜ、こんなにも荷解きが大変なのか。それは、我が家には「収納」と呼べるスペースがないからだ。我が家にある唯一の収納は、「本棚」だけ。それ以外は、とりあえず「納戸」と命名された居室にひたすら荷物を詰め込む、というダイナミックな戦法で戦うしかないのだ。となれば、とりあえず本棚におさめられる荷物から片付けていくしかない。というわけで、今日はひたすら段ボールに詰め込まれた本の収納&廃棄作業となった。とても全部はおさまらないので、持ち込んだ本の7割は破棄する(のが目標。目標は破られるためにある)。我が家の本棚は、リビングと2階ロフトの2カ所にある(更にいえば、2階のロフトは、高さのある「大人図書館」と、背の低い「子供図書館」の2つからなる)。とりあえず、リビングの本棚から、今日は攻めていくことにした。この本棚、吹き抜け部分の屋根まで作ってもらったもので、高さがだいたい3メートル半ぐらいある。当然、ひたすら脚立に上っては本をおさめていくという過酷な労働となった。下の写真が、本日の作業結果。瞬く間にスペースは埋まってしまった。さて、残る本の段ボール、どうしてくれよう。
夜、脚立の上で一服する。なかなか、これは落ち着くな。
公開日: 水 - 11月 7, 2007 at 10:45 午後