庭のデザインが来た


我が家の庭のデザインがあがってきた。
いくつか修正をお願いしたけど、いい感じになりそう。ぷぷぷっ〜。

昨日、小出造園の人がやってきて、お願いしていた庭の設計を持ってきてくれた。基本図面と見積もり、それにCADソフトで作ったらしい3Dの景観イメージ。うーん、なかなかいい雰囲気。

——基本は石貼りで、庭部分に土を入れて少し高さを上げ、エントランスからワンステップあがって庭に続く感じにしてもらった。周辺は低木の草花で囲い、ハナミズキとジューンベリーの木が並ぶ。これに、嫁の希望で月桂樹も追加してもらうことにした。それからリビング前のウッドデッキもやめ、リビングから直接石畳のステップを踏んで庭に降りられるように設計変更。しょぼそうな水栓もやめて、壁付きのものを作り込んでもらうことにした。いや〜、ずいぶんいい感じになってきたぞ。月桂樹の葉は一年中料理に使えるし、ジューンベリーは花も実も楽しめるし紅葉もきれいだ。四季が今まで以上に楽しいものになりそう。

なるほどな〜と思ったのは、いつも「狭い狭い」と思い続けてきた庭が、思ったよりも広く使えるんだな〜ということ。奥にはベンチやテーブルを置いてくつろげるスペースもあるし、小さな花壇もいくつかある。アプローチの駐車スペースぎりぎりまで庭を広げ、いざとなれば車の駐車スペースを兼用できる形にしてある。それと、こちらの当初の予算が百万以内だったので、ぎりぎりその中でということであちこち考えてあることがなんとなくわかった。結局、なんだかんだで予算は軽く突破してしまったけど(笑)、その分いい庭にはなりそうだ。

うちは、家を買うときにかなり簡単に決めてしまった。あちこちオープンハウスなどを見て回ったり、設計をあれこれ考えたりという楽しみをすっとばして、「あ、これください」で買ってしまった(笑)。なので、庭は初めて経験する「家を造る作業」なのだ。図面を見ながら庭を眺め、あれこれ考えたり、一人でにやにやしたりするのは実に楽しいもんだ。リビング前の石畳のステップにはどんなプランターを置こうか、花壇には何を植えようか、奥にはベンチを置きたいな、バードバスで鳥の餌付けもいいな・・等々、夢は際限なく広がってしまう。そして、大幅に増えた予算を思い起こし、ため息をつくのだ(笑)。

小出造園の社長がいっていたけど、庭は造っておしまいではなくて、これから何年もかけて作っていくものだ。最初から全部作って完成品を受け取るわけじゃないんだよね。少しずつ植えた草木ものび、雑草もあちこちはえ、木のベンチは風化し、石畳も苔むして古びていき、少しずつ自然にとけ込んでいく。そうしてようやく「我が家の庭」と呼べるものになっていくんだろう。

デザインが決まれば、早ければ2月にも工事に入れるとのこと。春にはもう新しい庭で、最初の花壇作りが始まるんだろうか。この冬は楽しくなりそうだな。

公開日: 月 - 1月 26, 2004 at 02:04 午後        


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