緑のお昼ご飯
今日のお昼は、庭の収穫を使って、ちょっとぜいたく。
※我が家の庭でとれたバジルで作った、スパゲティ・ジェノベーゼ。今日は、ひさびさにTシャツでは肌寒いぐらいの涼しさ。ひさしぶりのお湿りに、庭木も喜んでいることだろう。——と、ぼんやり思いながらリビングから表を眺めていると、バジルの先端に小さな白い花がついていることに気がつく。慌てて嫁を呼ぶ。「・・でも、これっていいのかしら。ハーブとしては、花がつく前に葉っぱを収穫しておいた方がいいんじゃない?」「そうかも。花に養分とられるわけだし・・」というわけで、庭のバジルの葉を大量に摘んで来て、ジェノベーゼ・ソースを作る。バジルにパルメジャーノ・レッジャーノ、オリーブオイルなどなどを合わせてフードプロセッサにかけた、どろりとした緑色のソース。これをパスタにあえて、お昼はスパゲティ・ジェノベーゼでした。前に、割とまともな瓶詰めのジェノベーゼ・ソースで作ったことがあったのだけど、それよりも自家製の方がおいしい! うーん、嫁も腕があがったなぁ・・。何より、「自分の庭のバジル」というのが、味の秘訣かも知れない。料理の本によると、ジェノベーゼ・ソースは、作ってから30分しかもたないのだという。それ以上経つと、みるみる色が変色してくるのだそうだ。お昼のパスタも、確かに食べ終わってしばらくすると色が変わって来ていた。ということは、瓶詰めで保存料などを入れてあるものより、とにかく「家の庭からもいできて、作ってすぐに食べる」というのが一番おいしいのだろう。食べ終わって、お皿に残るあざやかな緑色のオリーブオイルを眺めて、こういうのを本当の贅沢というのかも知れないな、と思ったのでした。今日はよい一日になりそうだ。
※ごちそうさまでした〜!!
公開日: 日 - 8月 15, 2004 at 02:15 午後