庭作り、ちょびっと開始か?


造園会社の人が来て打ち合わせ。
狭いながらも楽しい我が庭になりそう、かな。

いくつかインターネットなどで探してみたんだけど、結局、「小出造園」 というところにまず見積もりをお願いしてみることにした。社長の小出さんは、英国王立園芸協会会員とのことで、施行例を見るとなかなかにしゃれた庭を造るみたいなのだ。で、今日は最初の打ち合わせ。あれこれと簡単な要望を伝え、庭を測量してもらった。

うちは、敷地はそれなりにあるのに庭が狭い。ちょっと奥まったところにあるため、駐車スペース兼アプローチにスペースが取られ、庭自体はかなり狭くなってるのだ。で、このアプローチ部分まで庭を拡張して、通りからのアプローチが自然に庭にシフトしていくような感じで、アプローチと玄関前と庭が融合したようなものにならないか、というのがこっちの要望。すると、なかなかにいろんなアイデアが出てきて、こちらは「ほうほう」と聞くだけでありました。

餅は餅屋というか、さすがプロですねえ、という感じ。それと、「ここまではプロが作ります、ここからはあなた方が自分で作って下さい」ということを明確にしたり、「庭を持つということは、それを管理する労力がかかったり、虫がわいたりするのを受け入れるということです」ということを事前にはっきりいったり。「こういうよい面があります、が、こういう悪い面もあります。ここまではできます、ここからはできません」ということをはっきりさせているところに好感が持てた。

プロというのは、多分、「なんでもできます」という人ではなくて、こういう「ここまでは責任を持ってきちんとできる、だがここからはできない」ということを明確にできる人だろうと思う。「絶対、儲かります」的なことをいう人間を、僕はプロとして信用しない。「儲かる可能性もあるが、損をする可能性もある、それを決めるのはあなたです」とはっきりいえるのがプロだろう。よいところだけ見せるのは、つまり「悪いところを見せたら商売にならない」と思っているからだ。「よいところ、悪いところを見せた上で、それでも私を頼む人はある」と自信を持っている人こそプロなんだよね。

というわけで、とりあえず仮の案がまとまったところで連絡してもらうことになった。どんなアイデアが出てくるのか、ちょっと楽しみであります。願わくば、予算内でおさまりますように。客の予算内できっちりとまとめられるのがプロだよね、小出社長?

公開日: 水 - 1月 14, 2004 at 03:29 午後        


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