庭作り、本格開始!


本日、いよいよ庭の工事がスタートした。はたしてどうなりますことやら。

現在、大音響を轟かせ、車寄せのコンクリートを粉砕しているところであります。周囲から凄まじい勢いで顰蹙をまとめ買いしながら、我が家の庭作りはいよいよスタートしたのであります。とりあえず、今日は一日かけてアプローチなどのコンクリートの除去を行なうらしい。ま、明日からはもちょっと静かになりそうなので我慢我慢。

それにしても、初めてのことなのでどうすればいいかわからないことだらけだ。まず、周囲へのご挨拶。とりあえず菓子折りもって裏とお隣さんを回ったけれど、かなりの騒音なので、もうちっと先のお宅まで回った方がよかったかしら・・。それと、職人さんへのお茶やお茶菓子。見ると若い人ばかりなので「じゃあ缶コーヒーかなにかの方が気を使わないで済むからいいか」とか思ったんだけど、ちょうど買いにいく途中で造園会社のにいちゃんが自販機でコーヒーをまとめ買いしているのに遭遇。あまりにあまりなタイミングで、これで缶コーヒー買っていって「どうぞ」と出したらギャグだろう、ということでうやむやになってしまった。どうも若い人だと、お茶とか出されるとかえって気を使ってやりにくいことだろうし、どうするのがいいの?とか悩んでしまう。

また、前にもらった図面を仔細に検討していたところ、どうも図面の数値が何ヶ所か間違っている気がする。どう考えても地面のゼロ地点を間違えて計算している場所が数カ所あるように思うのだけど、こういうのを現場で問いただすというのはどうなんだろう。多分、単なる勘違いであって、実際にはちゃんと予定した通りに作られるとは思うんだけど、この間違った数字を見て突拍子もない庭になってしまったら・・なんて気を回してしまったりする。——ま、普通の施主は、そんなに詳細に数字まで見ないだろうから、「こんなもんでいいべ」てな感じで図面を引いてるのかもしれないんだけどね。

初めての体験というのは、実に頭を悩ませることが多い。うーん、どうだろ、どうなんだろ、と設計の段階からくよくよ考えてしまうことばかりだ。そして、こうやって頭を悩ませるってことは、実に面白い。人間、一番面白いことっていうのは、「ストレス」なんだと思う。・・なんてことをいうと、でっかい誤解がありそうだな。だけど、全くストレスを感じない出来事っていうのは、なんの面白みもないことだと思う。「ああでもないこうでもない」と頭がくたくたになるまで悩むことの方が、実は楽しい。庭作り、仕事、子育て、なんでも「すべてがこっちの思った通りになんの支障もなく進む」とは絶対にいかないらこそ、そこに大変さもあり面白さもあるんだよね。

これからしばらくの間、楽しい経験ができそうだ。・・というわけで、仕事に戻りましょ。こっちも現在、うまくいかないことだらけで、かなり楽しい思いをしているのであった。楽しすぎて胃が痛いぜ。

公開日: 月 - 2月 9, 2004 at 01:37 午後        


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