うるわしの手すり


キッチン以外にも、手すりや外溝など盛りだくさんだったのだ。

ふ。キッチンで終わりと思ったら間違いさ。

今日は収穫のあらしだったのだ。まず、手すり。階段から2階のロフトにかけての美しい手すりがようやく完成! 更には、書斎の手すりもこの美しい手すりに揃えて直されていた。うんうん、こうでなくっちゃね。

そして、洗面の造作が始まった。今日のところは土台ができあがった感じで、この後、左官屋さんが入って、きれいなタイルばりになる予定。その後、造作の鏡付き釣り戸棚みたいなものをつけてもらう予定になっている。

更には、2階の書斎の収納に造作の扉がついた。玄関の収納も、中の棚などの作成が始まったようだ。

外では、本日で家の回りと駐車スペースのブロック積みがほぼ完了。この上に、モノプラルという外壁材を塗ってモルタル仕上げにしてもらう予定だ。モノプラルはフランス製の外壁材で、時間が経つと石化して石に戻るというもの。かなりいい感じになりそうだ。

ここにきて、ばたばたと細かな部分が作り込まれていくのを体感する。いよいよ完成まで秒読みに入った、ということだろう。いやー、困ったな。ここまでいい家になっちゃうなんてな〜。

家作りが始まって、あちこち出かける度に、ちょっと目を引きそうな家があるとチェックしてしまうクセが知らず身に付いていたのだけど、最近になって、「あ〜、いい家だなぁ。うちもあれぐらいすてきな家がよかったな〜」と思える家がほとんどないことに気がついた。いや、ほんと。うちよりいい家は、どんなに目を皿のようにして探してもまず見つからないのだ。

いや、もちろん、もっともっと豪邸はありますよ。また、外から眺めただけだから、中はずっと立派な家も多いのかも知れないけど、「あぁ、負けた……」と感じる家は、ほとんどないんだよね。我が家とほぼ同じぐらいの予算で、我が家よりすばらしい家ってのは、おそらく今の日本ではあり得ないな、と素直に思えるぐらいにいい家になった。

どんなに立派な家でも、ハウスメーカーの家はほとんどが「紛い物」の家だ。在来工法の約5倍もの木材を使って建てられたログハウスとは比較にならない。唯一、「あ〜、こりゃ負けた」と思えるのは、HONKAやランタサルミのログハウスでうちよりはるかに立派な豪邸ぐらいで、これは値段からして違うんだから負けても納得がいく。うちの予算内で、これだけ美しく、これだけよくできたログハウスは、数あるログハウスの中でもそうはないぞ。そう断言してしまうのだ。

夜中、妻と二人で施主支給する品の注文なんぞをしていると、気がつけばつい、どちらからともなく「いい家になったね〜」といって頷き合っているのでした。今まで通り過ぎていったハウスメーカーさんたち。木下工務店、東急ホーム、スウェーデンハウス、三井ホーム、その他のウゾウムゾウのハウスメーカーさんたち。ごめんなさい、いろいろ相談に乗っていただいたのに。でもね、うふ! 皆さんのところで建てなくってほんとに良かった! だってぇ、ここまでいい家、作れないでしょぉお。うふふ!



階段からロフトにかけての手すり。
1階から2階にかけて、吹き抜けをぐるりと半周するように伸びる手すりは、
眺めているだけでうっとりするくらい美しい。


2階のロフトの向かいに見える書斎の手すり。
こちらも同じデザインできれいに仕上がった。


洗面の造作。まだ土台がついただけ。
手前が洗面、奥が洗濯機スペースになる予定。


外溝もだいぶ進んだ。これは駐車スペースのあたり。
これらのブロックに、モノプラルを塗って仕上げるのだ。

公開日: 木 - 10月 18, 2007 at 07:34 午後        


©