長い脚立生活の終わり


・・・そうして僕らは、今、階段を手に入れたのだった。

今週からは、突貫モード突入!……というので、朝から気張って覗きにいく(覗くだけかい)。と、いつになく工事関係の車が多い。なるほど、4〜5人ぐらいは入っている感じだな。缶コーヒー足りるかな〜と思いつつも、「や、や、どもども」と挨拶だけして戻ってくる。

昼間に担当さんから電話。玄関のタイルの確認をして欲しいということで、夕方に現場で打ち合わせとなる。いそいそと出かけてみると、いきなり司法書士の先生が「ずい」と名刺を差し出してくる。まさか、こんなばたばたした現場で登記の説明を受けるとは思いませんでしたハイ。

タイルの打ち合わせも終わり、ちらっと中をのぞくと……なにやら奇妙な物体が。「これ、階段じゃない?」と1オクターブ高い妻の声が響く。おぉ、まさに。待ちに待った、階段がやってきたのだ。

ついでといっては大変失礼でありますが、大工さんが3人掛かりで階段をくみ上げ取り付ける一部始終をじっくりと見学させてもらったのでした。なるほど〜、階段って、ああやって取り付けるのね。90度曲がっているところを寄木細工のようにガキッとはめ込んで固定。そして階段の2階との接合部をしっかり取り付けて完成!なのでした。

まだ手すりがついてないからちょっと危なっかしいけど、これでようやく1階と2階がつながった。もう、脚立をおっかなびっくり上り下りすることもないぞ。いつでも気楽に2階に上っていけるんだ!

……喜んだのも束の間、突貫モードで休日もひたすら作業している現場にのんきに入っていけないことは自明の理なのであった。こりゃ、階段を踏めるのは引き渡しの日かぁ?



階段の直線部分と、下の90度折れ曲がった部分を組み合わせている。
なるほど、こうやって作るんだね〜階段って。


こんな感じになります。なかなかシンプルでいいでしょ。
もちろん、後で手すりはつきますよ。


1階の登り口付近。ここで90度「くいっ」と曲がっている
ところが、実にいい感じの曲線なんだよね。

公開日: 月 - 10月 15, 2007 at 10:01 午後        


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