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哀愁のログに霧が降るのだ
ログハウスの窓には霧よけが似合うのだ。
本日、午前中に差し入れを届けると、お? 何やら今日は人数が多いぞ。4人もいる。引き渡しまで1ヶ月切ったし、そろそろ追い込みにかかってるのか? これは、油断していると危ないぞ(何が?)。
というわけで、夕方、ちょっと早めに様子を見に行ってみると——おぉ。ようやく窓の外側に「霧よけ」がつき始めたぞ。霧よけというのは、ログの窓の回りをぐるりとフレームで囲み、壁を伝って降りて来た雨や霧などがそのまま窓にかからないようにするもの。木製サッシを長持ちさせるための工夫なのだな。それだけでなく、この霧よけのおかげで窓が更に一段といい感じになるのだ。
が! 実際に霧よけがついたところで、とんでもないことが判明。リビングの外壁につける照明のケーブルが、霧よけのすぐ上にニョロっと出ていて、とても照明器具をつけられないことがわかった。さっそく連絡すると、「なんとかします」とのこと。頼むよほんと。
更にチェックしていくと、雨樋も完成していた。が、この雨樋、地面まで落とす筒っぽの部分が円形なのだ。円形のものはものすごく貧乏臭い感じがしてイヤなので、「絶対、角形にしてくれ」と契約前からいってあったのに……。これもすぐさま連絡し、多少の差額は発生するけど角形に今から変更してもらうことにした。
それにしても——本当に、細かなところで「え? なんでそうなってんの? いつ、そんなこと決めたの?」と思うことが続々と出てくる。書斎の手すり、雨樋の形、更にいえば天窓も最初は網入りガラスが入っていて慌てて交換させたし、断熱材は気がついたらグラスウールが当たり前のように入っていた。それがダメというんじゃない、「どうして、事前に『こうしますよ』と一言連絡しないんだ!」ということなのだ。
うちがおかしいのだろうか。普通は、そんな細かなことは全部お任せでやってもらって口出ししないのが当たり前なんだろうか。完成に向けて、だんだん細かな作り込みに入ってくるから、今まで以上に細かくチェックしないといかんな、と気を引き締めるのであった。
これが、霧よけのついたダイニングの窓。
窓の回りをぐるっと囲んでついているのが、霧よけ。
これは1階寝室の窓。
ね、霧よけがつくと、ぐんとカッコ良くなるでしょ?
これが問題の照明。霧よけのすぐ上に線が出ている。
こんな位置で、どうやって照明器具つけろっちゅうねん!
問題の雨樋。上の雨を受ける部分は角形でいい感じなんだけどね。
どうして上が角形で、地面までおろす管が丸っこいのだ?
玄関脇の収納部分の壁もできあがっていた。
後は、戸を取り付ければ収納らしくなるな。
公開日: 水 - 10月 10, 2007 at 10:20 午後
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