Finestra! Finestra!! Finestra!!!


Est! Est!! Est!!!
これだ! これが本物の窓だ!!

夕方。今日は喘息の診察日。娘と二人で出かけ、戻るとさっそく建築中の新居へ。まだ職人さんが残って後片付けをしていたけれど、なんのなんの、ずかずかと入って写真を撮りまくる。なにしろ、今日明日にはほぼすべての建具の取り付けが完了するのだ。これは日参するしかないだろう。

いやいや、ついてましたよ、窓。ほぼすべての窓が、まだ仮止め(?)の状態とはいえ、ちゃーんと窓枠に鎮座ましましておりました。それにしても、ほれぼれするような見事な窓、窓、窓。

実をいえば、ログハウスに決めた最大の決め手が、この「窓」だった。おそらく、HONKAとランタサルミのログメーカー以外ではまずありえないだろう、すばらしく重厚な窓。国産メーカーはもちろん、3重窓で有名なスエーデンハウスの窓も、この窓と比べれば見劣りがする。まるで冷蔵庫か金庫の扉のような重厚さ。そして、ハンドル操作だけで上から開いたり横に全開したりできる独特のドレーキップ。すべての窓には格子状の桟が取り付けられている。このすばらしい木製サッシを見ると、そこかしこのアルミサッシなど哀れに見えてしまうぐらいに貧弱だ。

この窓だけでも、ランタサルミのログハウスに決めた甲斐はあった、と改めて実感したのでした。
では、いってみよう。—— Finestra! Finestra!! Finestra!!!(窓! 窓!! 窓!!!)



リビング正面の窓。夕日が射すと、なかなかな雰囲気。


これは室内側から見たリビングの窓。
上を少し手前に傾けると、外からの光が白い窓枠に反射して光るのだ。


リビング横にある、細長い窓。
この手前に一人がけのソファをおくのが妻の夢。


ダイニングの窓。手前は縦に傾け、奥は横に全開してある。
2通りの開け方ができるのがドレーキップの特徴なのだ。


2階のシェッドドーマーに並ぶ3連窓。


これは三連窓を外から見たところ。
奥行きの深い窓枠がなんともいえない。


リビング上の吹き抜けとロフトの正面にあるフィックス窓。
ガラスに映る青空がすてき。


書斎の窓。上の2つの三角窓がフィクス、下がドレーキップ。


これは書斎とは反対側にあるフィクスとドレーキップ窓。
東西の顔が、ほぼ対称になっているのだ。


まだまだ窓はあるけれど、まぁこんなところで。
雰囲気だけでも、北欧の重厚な木製窓の感じが伝わったかしら?

公開日: 火 - 8月 7, 2007 at 08:04 午後        


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