哀愁のベタ基礎に霧が降るのだ


市原では、一ヶ月に三十五日雨が降る、のだ。

6月下旬、基礎工事開始。

基礎工事が始まり、おっかなびっくり現場を見に行く。何やらいかめしい型枠が並び、コンクリートミキサー車からうぉんうぉんとコンクリートが流されていく。「あぁ、家を建ててるんだな」という光景だね。それから数日経過したところで型枠が外れ、基礎が姿を現した。


基礎ができあがり、一番下の米ヒバを敷いたところ。

・・・た、高い。思っていた以上に基礎が高い。だいたい50センチはあるといわれてたんだけど、どうも見た感じもっとあるんじゃないか?と思うぐらいに高い。中に入るにも、「よっこらせ」とまたがないといけないぐらい高い。更に、道路面から建築する土地が若干高くなっているため、道路から見ると基礎の上まで1メートル以上もある感じだ。

更に、我が家が建てているランタサルミというログハウスは、基礎の上に換気用の基礎パッキンのようなものを敷き、その上に虫除けのヒバ材を敷いて、その上にようやく家が乗っかる形になる。こりゃあ、高いぞ〜。

いいぞこれは。何しろ、うちの妻は「とにかく高いものが好き」なのだ。家も、基礎も、布も、とにかく高いのが大好き。基礎がこれだけ高いと、家も自然と高くなる。いいんじゃない?

が。実をいえば、この高すぎる基礎が後でちょっとした問題になってくる。うちは一番奥にある庭をとにかく広くとりたかったので、ぎりぎりまで家を道路側に配置したんだけど、予想以上に基礎が高いため、道路からエントランスまで急勾配の階段になってしまうことがわかってきた。横からぐるっと回ってあがるようにすればいいんだけど、そうするとドアの開け方がちょっと妙チクリンな感じになってしまう(一度ドアを通り過ぎて開ける感じになる)。

基礎ができあがったところで米ヒバを敷いて、ようやく建物の土台ができた。さあ、次はいよいよログ組みだ!

公開日: 火 - 7月 10, 2007 at 01:10 午後        


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