長い休暇の終わり


長い長い、ただ待ち続けるだけの季節が終わり、建築が始まったのだ。

・・・というわけで、僕らは新しいログハウスを建てることにしたんだ。

前のブログを見てみると、契約をしたのは3月の始まり。それからすぐに建築が始まる・・・と思っていたらそれは大間違いだった。ログハウスは、契約してからログキットをフィンランドに注文する。それが到着するまでに2ヶ月! それが届いた頃には、自分が果たしてどんな家を建てようとしていたのかさえ忘れていた、というぐらいに果てしなく遠いかなたまで僕らは待ち続けることになったんだ。

5月下旬。ログキット、到着。・・・ところが、僕らの「長い休暇」はまだまだ終わらなかった。担当の営業が別の建築現場に拉致され、こっちに戻ってこない。やむなく社長が代役をするのだけど、これが遅々として進まない。キットが来ても、まだ建てるべき土地には築40年の家屋がでーんと居座り続けていたんだ。


ようやく更地になった土地。ぽつねんと見えるのが愛車ビートル。

のろのろと牛のしょんべんのように長い解体工事が終わったのは6月中旬。ようやく、ようやく本当に建築が開始されることになった。おごそかな地鎮祭。土地の神様への挨拶もすませ、なんとか基礎工事が開始になったのが、6月も下旬に入ってのことだった。契約からはや3月半。長い長い休暇は終わり、僕らの新居建築計画は、ようやく動き始めたんだ。

公開日: 月 - 6月 25, 2007 at 12:57 午後        


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