モールにお出かけ


初の雨走行も経験。でも、涼しくて気持ちいい日でした。

今日は世間的には平日ということもあって普段通りお仕事の予定だったんだけど、朝刊の広告にどっかのショッピングモールのチラシが入っていたのを嫁が発見。今まで遠くにあるお店のチラシは「パス!」と問答無用に捨てられていたのだけど、車があるんだから多少遠くったっていけるんじゃん、ということで、今まで以上に熱心にチラシに見入るようになった嫁であった。

というわけで、「今日は平日だし空いてるかも」ということで、午後から急遽予定を変更し、車で1時間ほどのショッピングモールに出かけてみることにした。見たところ、道も幹線道路ばかりでかなりわかりやすそうだ。というか、山の中にあるので一本しか道がなく、迷いようがない。素晴らしい。

実際、前半は高速脇のけっこう交通量のある道だったけど、そこからはずれると、「周囲田んぼ、以上」とか「周囲森、以上」といった景色の中を延々と一本道が続くという、日本の田舎を絵に描いたような風景が続く。ほとんどドライブ気分である。森林浴街道の果てにたどり着いたショッピングモール「アウトレットコンサート長柄」 は、ダム湖の脇にばーんと大駐車場を展開する、そこそこ立派なところでありました。周囲は見渡す限りなだらかな斜面に木々が並び、まるでどっかの高原のよう。ショッピングモールの建物さえなければ、「ここは牧場だ」といわれても信じるに違いない。

というわけで、あちこち眺めて回り、ソフトクリームを食べたり、パパのいい加減すり減ってきた靴を新調したりと、ちょっとした休日気分を満喫してきました。帰りには、にわかに沸き起こった雨雲のおかげでいきなり土砂降りの雨。ビートルはエンジンルームの上に熱気を出すスリットがあって雨がそのまんま入り込んでしまう構造になっている。「ひょっとして、エンジンルームからもくもくと水蒸気をあげながら走るのか?」とちょっと期待していたのだけど、ふつーに走ってました。ただ、思った以上にブレーキの効きが悪くなるのは怖かった。悪名高き千葉のドライバーたちが、大雨の中ではちゃんと法定速度内で走る意味がよくわかった。(ていうか、大雨が降って、最高速度60キロの道で60キロっすか?)

ここのところ連日走っているせいか、だいぶこの車にも慣れてきた感じだ。まだ2速への切り替えでギアがガッツンと当たることがあったりするけど(2速だけ妙につながりが硬いんだよね)、ほぼ普通に運転できるようになった気がする。嫁からも、今日は花マルをいただけました。娘は行きも帰りも後部座席で半分いたずら、半分眠りと、正しい子供を演出しておりました。

・・しかし、あちこちに出かけてみてつくづくと思ったのは、「うちの近所を走るのが一番怖い」ということだった。どっかにおでかけするときはたいてい幹線道路ばかりを走るので、坂道にしてもカーブにしても割とゆったりして作ってある。が、うちの周辺はとにかくまっとうな傾斜の道がほとんどない。中でも、一番怖いのは、我が家の目の前の道である。したがって、「今までいった中で一番怖かった場所」というのは、実は「自宅の車庫入れ」だったりする。(昨日も夕方買い物から帰ってきたときにお隣との境の壁に後輪のフェンダーをこすってしまった)

ま、逆にいえば、「うちの近所を自由に走れるようになればどこにいっても怖くない」ってことだな。これはいいことなのか、悪いことなのか・・。

公開日: 金 - 9月 24, 2004 at 05:22 午後        


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