ちょっとお出かけ


所用で、また実家までおでかけ。車に「使用できるクーラー」が欲しいもんだ。

親の介護認定があるので、実家までいってくる。先日も車でいってみたけど、今回はビートルでの初の遠出だ。まず、ビートルで遠出する際に何よりも重要な「JAFの電話番号」を控えてから出発。今回は一人でいくつもりだったけど、嫁が「一緒に行く」というので、娘もつれてまたもやいってみることにした。

天気予報では今日の最高気温は28度・・の予定だったはずが、真夏並みの暑さ。これはつらい。窓を開けても限界がある。そこで、運転しながら、ときどき、おそるおそるクーラーをつけてみる。——そう、一応、我がビートルにはクーラーはついている。が、クーラーをつけると、信号待ちなどで停止した際、けっこう高い確率でエンストするのだ。なので、とりあえず「エンストしても大丈夫な信号待ち」でちょこちょこと試してみたりする。と、後ろから嫁の声が。

「パパ。お願いだからこれ以上ストレス増やさないでちょうだい。安全運転『だけ』考えて」

暑い方がストレスだろう——と思うのはシロウトである。ビートルでは、「クーラーをつけて運転する」というのは、かなりなチャレンジャーなのだ。そこで、走っている間は風が入ってくるので切っておき、信号待ちのしかも平地のところではアクセルを軽く吹かしながらクーラーを入れる、という変則的な運転をしてみた。まぁ、感触として「平地を走るんならなんとかなりそう」という感じだ。

それに、エンストってのは、慣れればそれほど怖いものではない。昨日も近くの西友へ買い物にいったんだけど、そのときに、駐車場の入り口の坂でいきなりエンストしてしまった。エンジンをかけ直してもすぐに止まる。2度、3度とかけ直し、かなりアクセルを吹かし気味にしてギアを入れてようやく駐車場に入ることができた。いや、後ろに車がいなかったからよかったけど、焦った焦った。——しかし、こうしょっちゅうエンストをやってれば、イヤでも慣れることだろう。

それにしても、だ。往復2時間ほどのドライブをしてみて、意外に疲れなかったことに気がついた。前回、AT車でいったときの方が、緊張したのか疲れた気がする。それだけこの車に慣れて来たのだろうか。——いや、道のほとんどが直線で60キロでとばせるところだったからだろう。それよりも、うちの近所を回る方が遥かに緊張する。我が家の周辺は坂また坂の連続で、交差点でさえ傾いているところがあちこちにある。まるで教習所のコースみたいな道ばかりで、マニュアル車(しかも頻繁にエンストする)にとってはかなり大変なのだ。

ま、これでまともに運転できるようになれば、おそらくたいていの車は目をつぶっても運転できるようになることだろう。——あるいは、「普通の車が怖くて運転できなくなる」か、どっちかだな。

公開日: 水 - 9月 22, 2004 at 04:01 午後        


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