カブトムシが来た!


本日、マイカーが到着しました。しかし、うるせぇ〜エンジン。ご近所さん、申し訳ない。

本日、待望のビートルがやってきたのでした。午後1時って話だったんだけど、渋滞に巻き込まれたらしくて、ついたのは3時をはるかにすぎた時間。「あ〜、来たら午後から遠出とかいってた計画がぁ〜」と思ったけど、ともかく無事についたのでよしとしよう。

届いたビートルは、思った以上にいい感じにレストアされていた。ボディ全体もかなりいい輝きをしているし、内装の汚れもあまり気にならない程度。が、実際にエンジンをかけて試運転してみると、いろいろと恐ろしい事実がわかって来た。——まず、思った以上にエンジン音がうるさい。僕などはあらかじめ聞いているので「かなりうるさい」とわかってたのだけど、嫁などは予想してなかったらしい。「うるさいっていっても、まさかこんなにうるさいとは思わなかった」そうだ。まるででっかいバイクみたいなエンジン音が鳴り響く。お隣は哀れだ。

実際に運転すると、ハンドルは思っていた以上に軽快。パワステではないのでかなり不安だったんだけど、ほとんど重い感じはしなくて一安心。——ただし、ギア回りが思った以上に怖い。クラッチがかなり硬く、踏んでいくと「グ、グ、グ、グ、スコーン!」といった感じでいきなり踏み抜ける感じなので、半クラッチがやりづらいこと。アクセルの吹かし具合もどうもつかみにくいし、ブレーキは思いっきり踏まないと効かないし、エアコンをつけると、エンジン始動時に軽くアクセルを踏んでおかないとすぐにエンストする。

試しに近所を回った後、嫁と娘を連れて近くのスーパーまでいったのだけど、嫁などは「生きた心地がしなかった」ほどに怖かったらしい。かわいそうに・・。娘は恐怖のあまりママにずっとしがみついていたのでそれほど怖がらなかったのが幸いだ。(幸いなのか?)

なにもかも国産車に比べてやりにくい。どんな操作も大変で難しい。——が、やっぱりともかくも乗ってみて、「僕の車はこれしかない」という妙な確信を抱いてしまったのも確かだ。スピードを出せば、叫ばないと隣とさえ話ができないし、アクセルをぐっと踏めば車体がぶるぶると震える。が、それでもこれでいい。いや、これがいい。いい相棒を得られた。そう思える一日でありました。

面白かったのは、犬の散歩中のおばちゃんやらお年寄りやら近所の子供やら通りがかりの奥様方やら、誰も彼もがこいつを見た瞬間「ぽか〜ん」と口を開いて見入ってくれる。これが実にたまらない。「ほらほら、いいでしょ!」と、もう鼻が50センチは伸びて運転がしにくかったのなんの。おそらくこれで数日のうちに、ご近所中の子供のアイドルになることは間違いないだろう。

さ〜、明日はオートバックスいってメンテ用品買ってこないと〜。あ、その前に、今日撮れなかった愛車の記念写真もとらないとな〜。忙しい忙しいっと。

公開日: 土 - 9月 18, 2004 at 07:43 午後        


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