マリンピア


稲毛海岸にあるマリンピアというスーパー?にいってきたのだ。

今日は「やっぱ週末だし」ということで、昼から突如お出かけすることに決定。「マリンピア」 という稲毛海岸にある大型スーパーというかミニデパートというかそういうところに行ってきた。稲毛方面は初めてだったので、途中で「あれ? 道、間違えたんちゃう?」と思って道路脇に寄せて地図で確認したりしたけど、なんとか間違えずにたどり着けた。——そこは、まぁそれなりにお店も入っていたけど、ん〜、やっぱり「大きなスーパー」という感じで真新しさはあまりなかったかも。で、例によってソフトクリームを食べて(笑)帰ってきたのでありました。最近、我が家は千葉近郊のソフトクリーム評論家になりつつあるな。

それにしても、ここ一ヶ月の間にちょこちょこと出かけてみた印象からすると、千葉ってのは坂が多いなあ、とつくづく思うのでした。それも「坂の頂上に交差点」とか、「坂の途中に交差点があって交差点自体が傾いてる」みたいな場所が山ほどある。これはうちの辺りが田舎だからかと思ってたんだけど、稲毛の辺りもそうだし、先日、千葉市街に出たときも途中でそういう場所があちこちにあったので千葉市全般にいえることのようだ。

また、稲毛駅の旧市街の辺りを通って思ったんだけど、昔からの街と新しい街で道路の作りが全く違うんだねえ。昔からあるあたりはとにかく道幅も狭いしくねってるしじーちゃんばーちゃんは車なんかおかまいなしに歩いてるしで怖いのなんの。ただ、街のたたずまいはなんとも古き良き街という感じで、嫁が後ろの座席で「きゃー、あの古そうな店、見て見て」などとはしゃいでおりました。(娘は爆睡してた)一方、稲毛海岸という割と新しい街にあるマリンピア周辺は、太い碁盤の目といった感じの道路になってて、わかりやすいけど味も素っ気もない。千葉の内房(東京湾沿い)というのは、昔からの街に東京の移民が作った新しい街が重なり合ってる。それで、こういう新旧がはっきりと分かれた町並みになってるんだろう。

結局、あちこちにいってみて思うのは、「我が家のある都賀という街は案外住みやすいところなんだなぁ」ということなのでした。決して都会ではないし、ないものも多いけど、普段暮らすためのものはスーパーなどで新鮮で安いものがいつでも買えるし、周りにはまだまだ緑もあるし、ごみごみとしてないし、車でちょっと行けばいろんなところに出られるし、住むにはこういうところが一番なんだろう。

「自分の住んでいる街をいい街と思える」というのは、幸せなことなんだなあ、と思う。当たり前すぎる部分ってのは、その良さが見えないものだ。当たり前の暮らし、それは当たり前過ぎて、「そういう当たり前のことがどれだけ恵まれたことなのか」がわからなかったりする。そういう部分を正しく感じられる暮らしというのは、いいものだ。


・・で。
我が家に来て1ヶ月になるビートルでありますが。だいぶ運転も慣れてきて、嫁も「今日は全然怖いこともなく、後ろでリラックスできた」といっておりました。実を言えば、今日は初めての道でこっちは帰ってきたら肩がぼきぼき音がしたぐらいに緊張しておったのだけど、まぁ運転自体はだいぶ普通になってきたようだ。

唯一、今でも怖いのは、上り坂の発進。マニュアルなんで、どうしても発進時にアクセルに踏み替える間にどうしてもちょこっとバックしてしまう。まぁ、若葉マークなんでしょうがないんだけどさ、怖いのはけっこう多くの車が、信号待ちなんかで後ろに「ぴたっ」とつけて止めること。「頼むよ〜、せめて1メートルぐらいは空けて止めてくれよ〜」と思うんだけど、中には30センチぐらいしか間隔をあけない車もけっこうあったりする。いくらなんでも狭過ぎだろうが〜。東京の大渋滞してる道じゃあるまいし、なんでそこまで詰めるんだよぉ。

嫁がいうに、今の人はマニュアルを知らないか忘れちゃってる人が大半なので、「車ってのは全部オートマだと思ってる」んでないか、ということであった。そうかも知れない。オートマなら、多少の坂道だろうと、ブレーキを離した途端に車がバックするなんてことはあり得ない。だから、「車ってのは、坂道でブレーキを離せばバックするんだ」ということを知らないんでないだろうか。

ちなみに、この一ヶ月で、使ったガソリンは、だいたいタンク半分ぐらい。車が来たときに、3分の1ぐらいまでの状態から満タンにして4千数百円だった。とすると、だいたい1ヶ月のガソリン代としては3千円ぐらいになるだろうか。「街乗り中心でもリッター15キロは出る」ってのは嘘じゃないみたいだ。今から60年も前に基本設計された車だってのに、最近の車並みに燃費がいいとは、まったくたいした奴だよほんと。

公開日: 土 - 10月 16, 2004 at 05:28 午後        


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