まるで、初夏?


さわやかな週末。こういう日は、とりあえず家族サービス?

仕事がばたばたしているとはいえ、これだけいい天気でさわやかな風が吹くと、なかなか仕事部屋にじっとしてもいられない。「ちょっとお散歩・・」などといってつい外に出てしまう。さすがに日差しも強くなってきて、娘はほんの小一時間の散歩でも日焼けしてしまった。お日様もいよいよ本格活動開始だな。


※通称「金妻通り」を雄叫びをあげて駆け抜ける乳児とその母。

昨日は近くを散歩しただけだったけど、今日は「やっぱ日曜だし・・」と意味不明の理由から、どんぐりを拾った公園(というか、広場?)までチャリで出かけてみた。一応、長袖を着せていた娘は、「もー、夏だもんね」という日差しの下だとあまりに暑苦しく見えてしまい、やむなくノースリーブ状態に。日焼けが、日焼けが・・。


※広場をボールを追って駆け回る娘と後を追う変質者ではなくてパパ。

ここは、だだっぴろい広場の周辺を大きな木々が取り巻いており、広場には雑草が一面生えているばかり。かろうじて「昔使ってた」といった趣きのサッカーゴールがあるくらいで、他には何もない。——こういう「何もない公園」ってのが、最近はめっきり少なくなった。土の地面ならましな方で、千葉の街に出ると公園ってのはコンクリートでかためたのが普通になってる。まぁ、ビルの谷間にある公園で「草原」ってのは不可能なんだろうけど、それにしても地べたの見えない「公園」ってのはねぇ・・。

「何にもないよ。それぞれで自分の好きなようにして」というのが不安だという人っている。公園には、遊び方の決まった遊具がずらっと揃ってないと遊べない、という親。パーティなんかで、最初から最後までやるべき出し物が決まってないと楽しめない人。そういうのは、つまんないな。子供の頃は、ただ広い原っぱがあれば毎日楽しかった。それがふと気づけば、「どうぞご自由に」といわれると時間がつぶせない大人になってしまっているのに気づく。

何も決められていない場所、何も決められていない時間、それを楽しめる大人になって欲しいものだな、娘には。——とりあえず今は、走り回れる広場と、アイスがあれば楽しいらしいが。

公開日: 日 - 4月 11, 2004 at 03:14 午後        


©