秋を拾いに・・
天気がよいので、親子でちょっとお散歩に。
そしてドングリをたくさん拾ってきた。収穫、収穫!
このところ、どうもはっきりした天気でなかったので、今日は本当に久しぶりに気持ちいい晴天という感じだ。こんな日に部屋に閉じこもって仕事する奴は人間のクズだ!ということで、親子三人でドングリを探しにお散歩に行ってきました。——実は、前々から嫁に「せっかく千葉の田舎に引っ越してきたのに、近くにドングリの一つも落ちてないなんておかしい!」と猛抗議を受けて、肩身の狭い思いをしていたのでした。
うちのあたりは非常に面白い地域で、周りは「金曜日の妻たちへ」みたいな住宅街、少し駅の方に行くと商店街、そして反対側にいくと山間の農村風景と、町中とド田舎が同居した状況になっている。自転車で5分も行くと、「ここはまだ昭和初期?」というような風景に出くわしたりするので、ドングリぐらい、いくらでもあるだろうと思ってた。が、「木が生えてればドングリがとれる」わけではなかったのね。ドングリのなる木がないと、どんなに木がたくさんあってもドングリはないのであった。当たり前だな。
で、今日は昭和農村保全地区ではなく、団地脇の公園に狙いを定めて出かけたのでした。すると・・。むふ。むふふふふ。あるわあるわ、だだっ広い公園の周囲を取り囲む木々の下に、ゴロゴロゴロゴロとドングリたちが。「ドングリころころどんぶりこ〜♪」状態となっておりました。「きれいなのとか、変わったのがあったらパパも拾ってね〜」と嫁にいわれ、姫をそのへんに置いて探してみたら・・。
・・ん? これは・・。ごく普通の椎の実のドングリなんだけど、見ると表に顔が・・。か、顔つきドングリ? まさか新種? のわけはなくて、サインペンかなんかで描いたらしい。近所の子供かお母さんがイタズラしたんだろうけど、それをさりげなく他のドングリに混じって置いて(しかも、顔を上にして)おくなんて、ナイスッ! 500個ばかり集めて全部同じ顔をかいて辺りにまいておいたら、絶対に何人かは「こういうドングリがある」と思うこと間違いないな。
などと馬鹿なことを思いつつ休日を満喫してきました。え? 自由業なんだから、思い立ったが休日なのだ。文句あっか、はっはっは。(すんません技○○論社のOさん、原稿すぐに書きます)
公開日: 金 - 11月 21, 2003 at 03:28 午後