すごいぞ、みんなのうた!
NHKの「みんなのうた」がすごい。
登場する歌手も歌も、なんかとんでもないことになってるのね。
もう一昨日になるかなぁ、夜中に一杯やりながら「真剣十代しゃべり場」を「あ〜、相変わらずバカばっかだな〜」とか突っ込みながら見ていたんだけど、それが終わってそろそろ寝る支度をしようとしていたら、付けっぱなしだったテレビから変なメロディが聞こえてきた。
「これ、歌ってるの椎名林檎?」と嫁が聞く。耳を澄ませてみると、うーん、確かにそれっぽい・・。でも、これ、「みんなのうた」だよな? 北風小僧の寒太郎とか僕の大好きなクラ〜リネットとかやってたやつだよな? 椎名林檎が歌うわけないじゃん。・・と思ってたら、へ、へ、変だぞ詞が。「冬には蜜を入れて」だと? 「めしませ、罪の果実」だと? り、りんごのうた? やっぱり椎名林檎だぁ〜。
なんで、みんなのうたでこんなもんが?とぼーぜんとしていると、今度は、の、NOKKOですかい? またもや半音階連発の絶対に子供が歌えないような曲を高らかに歌っている・・。ど、どーしたんだNHK。狂ったか?
で、その後、Webで嫁が検索をして、確かに椎名林檎とNOKKOが流れていることを確認。さっそくDVDレコーダで予約して本日無事収録したのでした。いやー、NHKさん、ありがとう。でも受信料は払わないからね。
それにしても、オレが子供の頃の「みんなのうた」といえば、可もなく不可もなくな平々凡々たる「子供向けの歌」というイメージだったのに、一体いつの間にこんなことになっていたんだろう。こりゃ、絶対に「親の世代」を狙ってるな。将を射んとすればまず馬を射よ、ですかい。
というわけで、今日の我が家は、昼間っから夫婦の怪しい歌声が一日中響き渡っていたのでありました。NOKKO、難しーんだよお前の歌はっ。半音のクロマティックなメロディがなかなかうまく歌えなくて、ピアニストで音楽にシビアな嫁にダメだしされ30回も歌の練習させられちまったじゃないか。NHKに喉飴代請求してやるぞクソ。
公開日: 日 - 11月 23, 2003 at 06:34 午後