正しくてイヤな奴


いるんでない、こういうやつ。
いや、昼間のテレビ番組ばっかりみてるもんで、つい考えちゃったんだけどさ。

最近、昼頃に起きてきて、それから飯を食ってぼ〜〜っとテレビを見たりしている。すると、どうしてもお昼の番組の「再現ドラマ」みたいなものをしょっちゅう見ることになるんだよね。で、つくづく思ったのは、「世の中には、正しいことを主張する、しかし『イヤな奴』ってのがいるもんだなあ」ということなのでした。

よく、嫁姑のトラブルだの、金銭問題だの、昼間にやってるじゃんさ? ああいうの見てると、「あんたは正しいかもしれないけど、なんでそういうのを得々としてテレビでしゃべってるのかね?」とか思ったりするわけ。ほら、音声変えてあったり、モザイクかかってたりして出てくるじゃん? あれあれ。

時として人は、その内容が正しいか否かでなく、それを伝える人が好きか嫌いかでものごとを判断しちゃったりするもんだ。そういうのを一概に「悪い」と決めつけることはできない。人間は感情の動物なのだものね。

どうだろう、「正しくてイヤな奴」と「ワルだけど気持ちのいい奴」と、どっちが回りにいたらイヤだと思う? オレだったら、圧倒的に前者だな。ただイヤな奴だけでもお近づきになりたくないってのに、その上「正しい」なんて勘弁して欲しいよ。

公開日: 月 - 10月 27, 2003 at 10:51 午後        


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