「初歩からはじめるREALbasic3」追補情報 |
★バグ&追加情報★ |
※バックスラッシュと¥記号の文字化け
リストに英語フォントを使っているためか、¥記号がバックスラッシュ記号に化けている箇所があります。バックスラッシュと半角の¥記号は基本的には同じキャラクタで、フォントが日本語フォンとか英語フォントかによって化けてしまうのです。ですので、バックスラッシュ記号は半角の¥記号に置き換えてお読み下さい。
※第8章 「QuickTimeムービー」の補足
QuickTimeムービーをMoviePlayerで使用したプログラムを、Mac OS X用のアプリケーションとして作成すると、なぜか終了時に「予期しない理由で終了しました」という異常終了のアラートが出ることがあります。状況や原因など確実にわかってはいないのですが、どうもMacOS X用にコンパイルすると、ムービーを設定しっぱなしで閉じると異常終了になってしまうようです。とりあえずの対処法として、ウィンドウを閉じるCloseなどに「《MoviePlayer》.movie = nil」といったコードを用意して、終了する前にmovieをからっぽにするようにしてみてください。
★FAQコーナー★ |
●この本は、前に出ていたものとどのぐらい内容的に違うのですか? 大分違うなら買いなおそうと思うのですが。
答え)おそらく、前の本をお持ちの方ならば、この点が一番気になるところでしょう。結論からいえば、「前の本をお持ちの方は、本書を買う必要はありません」。内容的には、ほぼ9割は同じものです。
ver. 3に対応するために修正をしましたが、これは既にREALbasicをお持ちならば、だいたいわかるような事柄でしょう。
大きな修正点としては、前の本で「ちょっと難しいな」と思った部分を大幅にカットし、わかりにくい部分の説明を随所で補足したという点でしょう。まず、第10章は、カット&ペースト以外全て削除しました。更に、いくつかの内容的にちょっと難しいようなサンプルもカットしてあります。――また、オブジェクト指向の説明は一番最後に回し、それにあわせて、全ての説明は、オブジェクト指向の説明を読まなくてもわかるような形に修正しました。前回は、「やはりオブジェクト指向はある程度説明した段階で触れておくべきだろう」と思ったのですが、今回はより初心者向けにするということで、「オブジェクト指向の考え方などを知らなくてもある程度使えるようにする」という方向にシフトしました。
というわけですので、前の本をお持ちならば、再度購入する必要は全くありません。
●ざっと見ると、図版は全部Mac OS 9のようですが、Mac OS Xで使う場合も内容は全て共通と考えていいですか。
答え)ほぼ同じといってよいです。実は、本書の改訂時には、まずMac OS Xを使って動作チェックやサンプルの修正、本文の書き換えといった作業をしています。Mac
OS 9は、その後で再チェックとして使った、という感じで、メインはMac OS Xだったのです。ですから、Xでもほぼ同じ感覚で考えてよいと思います。