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「Javaの使えるTips集 Swing の巻」追補情報


※ここは、拙著のJava中級解説書「Javaの使えるTips集」シリーズの「Swingの巻」(毎日コミュニケーションズ、312頁、2200円)に関するコーナーです。現在、初版の見直し作業をしていますが、校正情報やよくある質問の答えなどをここでまとめて掲載します。



 ★バグ・校正情報★

※ここでは、ソースコードや内容に関する記述間違い、校正ミスなどについて整理しておきます。



※現在、確認中です。

間違いが確認でき次第、ここに公開します。




※もし、他に間違いが見つかりましたら、どうか御連絡下さいませ。



 ★追補情報★

※ここでは、本書の内容を補うための追加情報などをまとめる予定です。



※2-10 SwingアプレットとSwingアプリケーションを兼用する

ここでは、わかりやすいようにクラスを3つに分けて説明しましたが、単純に「アプレットをアプリケーションとして起動し動かす」というだけならば、1つのクラスだけですむ方法があります。 
 javax.swing.JAppletクラスはjava.applet.Appletを継承して作られており、このjava.applet.AppletはPanelを継承ししていますから、これをそのままFrameなどに組み込んで動かすことも可能なのです。従って、JApplet継承クラスの中にmainメソッドを置き、その中でJFrameを作ってJApplet自身を組み込むようにすれば、アプリケーションとして実行できるアプレットクラスを作れます。

public class SampleApplet extends JApplet {

public static void main(String[] args) {
JFrame f = new JFrame();
SampleApplet a = new SampleApplet();
a.init();
f.getContentPane().add(a,BorderLayout.CENTER);
f.show();
}

public void init() {
・・・初期化処理・・・
}
}


 例えば、このような形です。メニューを組み込んだりといった複雑なものになると面倒ですが、単純に「JAppletをJFrameに入れて動かす」というだけなら、これで十分使えます。




 ★FAQコーナー★

※ここでは、本書の内容についての質問にお答えします。読んでいて不明な点などありましたら、どうぞ掌田津耶乃までお問い合わせください。その場合は、必ずお使いのOSとJDKのバージョンについて明記ください。


●本書は、具体的にどういう内容のものですか?

答え)・・なんて質問が来たわけではないですが(笑)、本書がどういうものかイメージしにくいと思うので、簡単に紹介を。——本書は、「Javaステップアップブック」というシリーズで発刊された「コアライブラリ編」「AWT編」の続きになります。なんでいきなり名前が変わったのか?というと、前の2冊が売れなかったからです(笑)。で、心機一転、新しい名前にして、表紙も変えて巻き返しを図ったわけです。
 が、中身は従来と同じく、ひたすら簡素なテキストとソースコードだけがぎっしりつまったものです。全くの初心者が読んでも全くわかりません。ある程度Javaの初歩を身につけ、「さて、基本はわかったけど、もうちょっとステップアップするにはどんな勉強をすればいいかな?」と思っている人に向けたものです。
 Swingは、とにかくAWTと比べると複雑で、かなりわかりにくいものです。基本的なコンポーネントは使えるけど、そこから一歩進もうとするともうわからない、という人に向け、さまざまな応用例をまとめました。また、あわせてJava2Dの基本についてもページを割いています。現在のJavaでは、描画関係はGraphicsではなくGraphics2Dになっているのですが、意外にこれは使われていません。そこで、一通りの使い方をまとめてみました。



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