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「JBuilderではじめるJavaプログラミング入門 8&7 Personal対応」追補情報


※ここは、拙著のJava入門書「JBuilderではじめるJavaプログラミング入門 8&7 Personal対応」(秀和システム、440頁CD-ROM付、3200円)に関するコーナーです。現在、初版の見直し作業をしていますが、校正情報やよくある質問の答えなどをここでまとめて掲載します。



 ★バグ・校正情報★

※ここでは、ソースコードや内容に関する記述間違い、校正ミスなどについて整理しておきます。



P.57 図1-4-6

図版のキャプションで、ベースクラスを「デフォルトのまま」とありますが、ver. 8ではawtのAppletがデフォルトになっています。ですので、ここは本文の記述にあるように「Swingを選ぶ」と考えて下さい。


P.150 最後のまとめ部分

まとめのタイトルが「縦横の位置を得る」となっていますが、御覧になればわかるように正しくは「縦横の幅を得る」です。タイトル表記だけなぜか間違っていたようです。


P.207 右上のタイトル表示

なぜか、このページだけ右上のタイトル表示が文字化けしてしまってます。「5-1 ボタンとテキストのコンポーネント」です。



★重要★ P.209 リスト5-1-7


ver. 8の表記部分が、
Itemイベント関係がActionイベントになっています。同じリストのver. 7表記を見ればわかると思いますが、Action → Itemです。これは、コード自体が正常に機能しない誤りで、あってはならないものでした。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。


P.213 図5-1-11

吹き出しの「JProgressBar」と「JScrollBar」が逆になっていました。


P.366 図7-1-9

この図では「左側のクラスファイルが圧縮され右のjarファイルが作成される」とありますが「○○.class」というファイルが左側に表示されるはずのものが「○○.java」とソースコードファイルになっています。これは本来クラスファイルが表示された図となるべきでした。



※もし、他に間違いが見つかりましたら、どうか御連絡下さいませ。




 ★追補情報★

※ここでは、本書の内容を補うための追加情報などをまとめる予定です。



※P.66 「Layoutプロパティが表示されない問題」について

本書66ページにて、Layoutプロパティが表示されない場合に直接ソースコードに記述をして対処する方法について説明してありますが、実はこのコードは、AWT向けのもので、Swing向けのものを記載してありませんでした。読者の方から「Swingで同様の問題が生じたが説明のコードがうまく動かない」とのご指摘をいただきましたので、ここで補足しておきます。
 Swingで、このような問題が発生した場合には、ソースコードのjbInitメソッドに以下の行を手作業で追加してください。これで対処できます。(赤の部分が本書の説明と違います)

this.getContentPane().setLayout(null);


※Mac OS X 10.2 + JDK 1.4.1用のjdk.configについて

本書23頁にて、Mac OS X 10.2以降でJDK 1.4.1以降を使っている場合にJBuilder 7 Personalが起動しなくなる問題の解決法を記載していますが、「うまく起動しない」という方が多いようです。ちょっとした書き間違い(大文字と小文字の違いやスペースの有無など)で認識されなくなるため、きちんと書いたつもりでも起動してくれないことがあります。そうした方のために、修正済みファイルを以下にアップしておきます。これを23頁の記述に従って組み込んで下さい。

ダウンロード!

※なお、現在のMac OS Xでは、更にJDKはバージョンアップし、1.4.2になっています。1.4.2に対応させるためには、修正するjavapathのパスにある「1.4.1」という部分を「1.4.2」に変更して下さい。


 ★FAQコーナー★

※ここでは、本書の内容についての質問にお答えします。読んでいて不明な点などありましたら、どうぞ掌田津耶乃までお問い合わせください。その場合は、必ずお使いのOSとJBuilderのバージョン/エディションについて明記ください。


●前に出た「JBuilderではじめるJavaプログラミング入門」と、どこが違いますか?

答え)本書は、先に出版された「JBuilderではじめる〜」の改訂版です。先のものはver. 4対応でしたが、本書はver. 7,8に対応しています。この他、Swing以外の機能の説明が弱いというご意見がありましたので、新たに一章を追加し、そこでファイルアクセス、スレッド、日時操作、オブジェクト配列といったものいついて簡単に触れています。また、Java自体の補足として、Jarによる「Excutable Java Archive」についても追加してあります。
 ただし、JBuilder Personalの基本的な扱いやSwingによるプログラミングの基礎はほとんど変わっていませんので、先の本を購入された方は、改めて買い直す必要はないでしょう。


●CD-ROMに付属のプロジェクトはver. 7で作成されたものということですが、8で使って問題はないですか?

答え)基本的に問題はありません。ただ、本書で何度も触れていますが、イベント関係の組み込みコードが7と8では異なっています。このため、8で新たにイベントなどを追加するとコーディングが違うやり方になり、かなりわかりにくくなってしまうかも知れません。


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