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「Eclipse3ではじめるPHP5プログラミング入門」追補情報
※ここは、拙著のPHP入門書「Eclipse3ではじめるPHP5プログラミング入門」(秀和システム、422頁CD-ROM付、2800円+税)に関するコーナーです。現在、初版の見直し作業をしていますが、校正情報やよくある質問の答えなどをここでまとめて掲載します。
★バグ・校正情報★
※ここでは、ソースコードや内容に関する記述間違い、校正ミスなどについて整理しておきます。
※P.11 MySQLの設定 の説明文
MySQLの設定で、設定ファイルのパスを「C:\Windows\my.ini」と掲載してありますが、XAMPPの場合は、以下となります。
C:\apachefriend\xampp\mysql\bin\my.cnf
このファイルにXAMPPでのMySQLの設定が記述されています。Windows内のmy.iniを修正してうまく動かないと悩んだ方もいると思います。大変失礼しました。(ただし、設定変更しなくとも問題はありません)
なお、このmy.cnfは、Windowsでは拡張子が非表示となり、単に「my」と表示されると思いますので「ファイルがない」と慌てないようにしましょう。
※P.113 コメント記号についての説明文
説明文の中で「*で始まる文は・・」とありますが、これは「/*で始まる文は・・」の誤りです。その後にあるコメント文の説明と違っていて混乱された方も多いかも知れません。
※P.137 for文の繰り返しの流れについて
説明の中で、「繰り返しの処理の流れが正確ではないのでは?」とのご指摘がありました。
for (開始時の処理; 繰り返しの条件式; 繰り返しごとの処理)
このようにforは記述をしますが、forに入ったときの処理の流れは、整理すると、
[1]開始時の処理→[2]繰り返しの条件式→[3]実際の処理→[4]繰り返しごとの処理→[2]に戻る
という形になります。本文の説明では、[1]→[3]→[2]→[4]のように読み取れてしまいますので、ここで補足説明しておきます。
※誤字・脱字関係
p.11 4行目 テキストエディタなどでを開きます→などで開きます。
p.20 9行目 その中に中に→その中に
p.28 16行目 また、このにも→この他にも
p.71 手順3 3行目 「フィルだ」 → 「フォルダ」
p.87 Borwser Configurations → Browser Configurations
p.94 15行目 の行を強調表示トします→強調表示します
p.116 11行目 実行するだけな何かの→実行するだけで何かの
p.155 7行目 同じ値がいくつ含まれて→いくつか含まれて
p.163 リスト3.31の2行目 英語が日本語→英語か日本語
p.140 本文2行目中央付近 「単には入れる を・・」 → 「単に配列を・・」
p.267 本文16行目中央付近 「投下色」 → 「透過色」
p.284 16行目 PHPの得な部分→得意な部分
p.304 16行目 PHPのスクリプトを各場合→書く場合
p.308 24行目 公開された情報→公開したくない情報
p.314 1行目 inputu→input
p.329 22行目 ファイル同じ扱い→ファイルと同じ扱い
p.371 12行目 サーバーを起動します→停止します
p.384 9行目 一覧表示が面で→一覧表示画面で
p.387 32行目 コマンドの有力が終わり→入力が終わり
※form1.htmlにおける不要な<meta>タグについて
CD-ROMにサンプルファイルを収録してありますが、その中で、5-1〜6-8のプロジェクト内にあるform1.htmlのヘッダー部分に、文字エンコーディングがShift_JISであることを示す<meta>タグが含まれていました。
本書では、EUC-JPで文字コードを統一してありますので、基本的にShift_JISは使っていません。お手数ですが、このタグを削除するか、あるいはEUC-JPに修正するかしてお使いください。
※P.316 リスト7.20のサンプルについて
CD-ROMに収録されているファイルでは、HTMLの基本的なタグの中に<?PHP ?>タグが埋め込まれた形のものが収録になっていました。これは、HTMLの部分は不要となりますので、<?PHP ?>タグ部分のみにしてお使いください。
※2-9 FTPによるダウンロード のパスについて
2-9でFTPによるダウンロードを行っていますが、ここで「C:\」と保存先を指定すると、自動的に「c:\\」というように\記号がエスケープされてしまい、うまくパス設定できない方がいらっしゃるようです。これは「マジッククォート」と呼ばれる機能がONになっているためです。
この機能はphp.iniでON/OFFできるのですが、とりあえずわかりやすい方法として「stripslashes」という関数を使ってください。これはエスケープ記号を取り除いた状態のテキストを得る関数です。パスの値を引数にして関数を呼び出せば、C:\\からC:\が取得できます。
※もし、他に間違いが見つかりましたら、どうか御連絡下さいませ。
★追補情報★
※ここでは、本書の内容を補うための追加情報などをまとめる予定です。
※本文原稿とCD-ROM収録ソフトウェアとのバージョンの違いについて
本文で記述されているソフトのバージョンと、実際にCD-ROMに収録をしているソフトのバージョンが若干異なっていますが、これは誤りではありません。読者からの要望として常に「最新のバージョンを収録して欲しい」ということがあるため、原稿執筆時のバージョンより新しいものが出版時にリリースされていた場合は、本文の説明との異差がないことを確認の上、新しいバージョンを収録してあります。ただ、その旨の記載がなかったために、「説明のソフトがない」と思われた方もいらしたようです。これらについて記載を忘れたのはこちらのミスでした。大変失礼致しました。
本文に記載されたものとはバージョンが微妙に違いますが、インストールや設定、使い方などはすべて同じですし、CD-ROMに収録したバージョンで動作することを確認しておりますので、このバージョンの違いにより本文の説明や作成するプログラムに問題が発生することはありません。
※phpMyAdminのパスワード変更について
本書では、MySQLの利用の説明で、最初にrootのパスワードを設定しておくことを推奨しています。が、パスワード設定をすると、 phpMyAdminでrootの認証に失敗するエラーが発生します。このため、phpMyAdminが使えないという方もいらっしゃると思います。
phpMyAdminでは、デフォルトでユーザ名:root、パスワード:なしでログインをするように設定されています。これは、「xampp」の「phpmyadmin」フォルダ内にある「config.inc.php」というファイルで設定されています。
このファイルを開き、以下のような文を検索してください。
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = '';
これが、phpMyAdminがMySQLにログインする際に用いられるユーザとパスワードです。ここに、正しいユーザ名とパスワードを指定しておけば、 phpMyAdminで問題なくMySQLにアクセスできるようになります。
※PHPEclipseプラグインのインストールについて
本書執筆時点では、プラグインのファイルをダウンロードして手動でインストールできましたが、現在、PHPEclipseは、Eclipseのアップデート機能を使って直接インストールとアップデートを行えるようになっています。
本書に付属のものをそのまま使う場合は、本書に記されたやり方で問題ありませんが、最新のバージョンをインストールしたい場合は、以下のような手順でインストールを行ってください。
なお、PHPEclipseプラグインは、バージョンによってファイルのダウンロードだったり、上記のアップデート機能によるやり方だったりするようですので、サイトの最新バージョンに関する告知をよく読んで確認してください。
- Eclipseを起動し、<ヘルプ><ソフトウェア更新><検索とインストール>メニューを選びます。
- 現れたウィザードウインドウで「インストールする新規フィーチャーを検索」をONにして次へ進みます。
- 更新先アクセスサイトの画面で、「新規リモートサイト」ボタンをクリックします。
- 現れた新規更新サイトの登録ウインドウで、名前に「PHPEclipse.de」、URLに「http://pipestonegroup.com/eclipse/updates」と入力してOKします。これで検索に含めるサイトにPHPEclipse.deが追加されます。
- 追加された「PHPEclipse.de」の左端にある「+」をクリックして展開します。するとサーバに接続し、このサイトでアップデート可能な項目が一覧表示されます。この中から「PHP Eclipse」(DBを利用する場合は「Quantum DB」も)という項目を探し、チェックをONにして次へ進みます。
- インストール可能なフィーチャーが一覧表示されるので、それらからインストールする項目のチェックをONにして次へ進みます。
- ダウンロードとインストールが行われます。終了したらEclipseをリスタートすると、インストールしたプラグインが使えるようになります。
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