GO HOME
「C#Builderではじめる.NETプログラミング入門」追補情報
※ここは、拙著のC#入門書「C#Builderではじめる.NETプログラミング入門」(秀和システム、368頁CD-ROM付、2800円)に関する コーナーです。現在、初版の見直し作業をしていますが、校正情報やよくある質問の答えなどをここでまとめて掲載します。
★バグ・校正情報★
※ここでは、ソースコードや内容に関する記述間違い、校正ミスなどについて整理しておきます。
※P.46 「int → string」 「string → int」
変換メソッドのフォームの見出しが逆になっていました。Convert.ToInt32が 「string → int」で、Convert.ToStringが「int → string」です。大変失礼しました。
※P.128 LinkLabelの表示テキスト
本文では「ここをクリック!」とテキストを設定すると記述してありましたが、図4-1-6では「C# Java VB」となっていました。サンプル例なのでどういうテキストでもいいんですが、「図と本文が違う」と思われた方、どちらかに統一してお考えください。
※P.152 Panelなどコンテナ全般の主なプロパティ
プロパティの中の「AutoScrollMinSize」の説明文が途中で切れていました。正しくは、 「オートスクロール時の最小サイズ」となります。
※P.179 本文の1行目
冒頭に「ここでは『this.ClipRectangle』という・・」とありますが、これはその後の 本文で記述されていますように「this.ClientRectangle」 の間違いです。
※P.331 データ読み込み用/書き出し用ストリーム のまとめ部分
構文の表記が「WebClient OpenRead」というように なっていますが、これは「WebClient . OpenRead」となります。すなわち、WebClientはイタリック体(つまりインスタンス)で、その後にドットが入ります。 OpenWriteも同様です。
※P.349 「Monitor」クラスのまとめ部分
なぜか「Exit」メソッドが「End」となってしまっています。これは本文にあるように「Exit」 です。大変失礼しました。
※その他、誤字誤植関係
P.157 最下行 「〜といういタブが〜」→「〜というタブが〜」
P.214 DashStyleのまとめ部分、2カ所 「DasyStyle」 →「DashStyle」
P.225 5.3.4節最後から3行目中程 「〜各輝度の3分のを〜」→「〜各輝度の3分の1を〜」
※もし、他に間違いが見つかりましたら、どうか御連絡下さいませ。
★追補情報★
※ここでは、本書の内容を補うための追加情報などをまとめる予定です。
※「悪質なスクリプトを検出しました」という警告について
Norton AntiVirusをインストールされている方から、インストール時に上記のような警告が現れる、との連絡をいただきました。C#Builderは、イン ストールの際にVisual Basic Scriptのスクリプトを使って初期化処理を行なっています。このスクリプトでは、ファイル操作を行なうFileSystemObjectというWSH のオブジェクトを使用しているのですが、これが使われていると、アンチウイルスソフトは「悪質なスクリプト」として検知するようです。
従って、インストールの際にこのような警告が現れても、ウイルスなどの問題があるわけではありません。安心してスクリプトをそのまま実行してインストー ルをして下さい。
(Norton AntiVirusの場合は、「このスクリプトを認証する」を選択します)
★FAQコーナー★
※ここでは、本書の内容についての質問にお答えします。読んでいて不明な点などありましたら、どうぞ掌田津耶乃までお問い合わせください。その場合は、必ずお使いのOSと C#Builderのバージョン/エディションについて明記ください。
●C#Builderは、他のC#開発環境よりよいのですか?
答え)他の、というのは、現時点では「Visual Studio」を示すものと考えるしかないでしょう。これしか、C#の環境はありませんから。これはマイクロソフト純正の開発環境で、決して悪いものでは ないのですが、「高い」のです。C#についてよくわからない内に、こうしたものを買って勉強するのは、少々リスクがあります。
そこで、C#BuilderのPersonal版という、無償配布されているものを使って、まずは勉強してみよう、ということなのです。そうしてC# と.NETの基本がわかったら、「これならできそうだ、本格的にやってみよう」と思えばVisual Studioに移行してもいいでしょうし、「これは思ったよりも使いやすそうだ」と思えば商品版のより高機能なC#Builderを買っても良いでしょ う。要するに「どの開発環境がいいか?を考える以前の問題」として、C#と.NETについて多少は知る必要がある、そのために「とりあえずタダで使える C#Builderで勉強してみよう」ということですね。
個人的な意見からすれば、現在はC#ではVisual Studioはほとんど利用せず、C#Builderオンリーになっています。Visual Studioは、Visual Basic .NET専用になりつつあります。
GO BACKGO HOME