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今日から私は画家である!のページ


※ここは、掌田津耶乃がだらだら描いた絵に関するお話のページです。




「コンピュータで絵を描くこと」

もともと、ぼくは大のお絵描き嫌いだった。どうも、小学校の頃の担任がどーしようもないバカで、展覧会に入選するような絵を描くことが美術なのだと思っていたらしい。

 おかげですっかりお絵描きぎらいの人間が一人できあがってしまったのだ。−−だけど、本当は絵を描くのは好きだったはずなんだよね。よくマンガとか描いてたし。

 再び絵を描く楽しさを思い出させてくれたのは、うーん、やっぱりひめたろうとるじるし(どっちも人間)かなあ。彼女ら(どっちも多分、女)が好き勝手に気楽にへらへら描いているのを見てる内に、「なーんだ、こんなんでいーじゃん」という感じになってきたのかな。

 コンピュータでは、あんまり絵は描かない。なんでかっていうと、便利だから。いくらでもやり直しがきくし、作ったものはいくらでもばらまける。だからなんというか、この世にただ一つの作品は作れない感じがするんだね。

 でもまあ、描くこともあるわけで、左にあるのはPhotoShopで描いた山の絵でした。基本的に、山の絵しか描かないなあ。別にそう決めているわけじゃないけど、頭に思い浮かぶのは山のある景色ばかり。−−あ、あと自画像ね(笑)



「油絵について」

長い間コンプレックスだったこともあってか、油絵というものにものすごく執着している。描くのもそうだし、見るのもそう。水彩画とかよりやっぱり油絵が「絵だっ!」って感じがするのだね。

 右の絵は、2年ぐらい前に描いた油絵。西村計雄さんという画家の影響をモロに受けてまして、細かく描写した背景の上に抽象化された風景となんだかわからん線だの図形だのが重なって、どーもならん状態となってますわ。

 見るほうはね、マチスやドランといったフォーブの画家が好きですね。だけど、実はなんでも好きだったりする。

 最近だと、ムンクはとてもよかったわ。その前に来たときにも行ったんだけどね。彼は「さけび」ばかり注目されて、なんかキレてる画家に思われているけど、とても物悲しい静かな絵を描く人なんだよね。

 クリムトは失敗(笑)。ありゃあ、肌があわないわ。なんというか、死人の肌の色ばかりで、ちょっと勘弁してほしいって感じ。写真や複製だときれいなんだけど、実物は猛烈に薄汚れた色合いで、ついていけなかった。

 後は、タマラ・ド・レンピッカが思ったよりハマりました。十数年前にも見たんだけど、今回また見にいって、全盛期のちょっと前のあたりに不思議なパワーを感じましたです。


…ということで、絵は暇があれば、のんびり描きたいのだけど、実は最近すっかりごぶさたなのでした。万が一にもまた描くことがあれば、ここも更新できるかな?



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