鈴鹿サーキットに遠方から観戦にくる方はサーキットでキャンプをしたりすることもあるでしょう。鈴鹿でのキャンプもかれこれ７年ぐらいになる私の経験が参考になればと思います。
（注）以下、各種情報が書いてありますがこれはあくまでも私の記憶しているもので実際のものとは異なる場合があります。
駐車場でのテント張りは禁止ですから、キャンプサイトを借りることになります。テントを張らずにマイカーの中で寝る分にはなんら問題ありません。
WGP、F-1、８耐などのビッグレースではサーキット内駐車場横に仮設のキャンプサイトが設けられます。これまでの経験ですと、ゴルフ練習場横の運動場辺りがキャンプサイトになることが多いですね。５年ぐらい前はキャンプサイトも西コース横にちいさなサーキットがあるのですがそこのコースサイドがキャンプサイトになったこともありますし、サーキットボウルの道を挟んで向いにある森の中がキャンプサイトになったこともありました。ここ数年は、はじめに書いたようにゴルフ練習場横がほとんどですね。８耐などキャンプ人口が多いときは金曜日から練習場がキャンプサイトとして解放されるので、こちらのほうが芝生の上でいいかもしれませんね。
キャンプ場の代金はそこそこの値段(^_^)
キャンプ場の代金はちょっと忘れてしまいましたが、１人１泊で１５００円ぐらいだったと思います。テントの大きさやタープの制限は特になく、場所を取ったモン勝ち状態ですね。テントを張る場所は気をつけないと、雨が降ったときにテントが水たまりの中心にいたなんてことになりかねません。地面をよく見ると水たまりが以前できていた場所かそうでないかは分かると思いますので、場所選びはよ〜く気をつけて下さいね。
鈴鹿のキャンプの達人達
鈴鹿の地面は異常に固いのでふつうのペグでは歯が立たないです。直径８mmぐらいの太い金属製ペグを用意した方がいいでしょう。それと、これを打ち込むハンマーもテントにおまけ的についてきたものでは全然ダメなので、近所のホームセンターで大工さんが使うようなハンマーを購入することをお勧めします。なかなかペグが打ち込めずに夜遅くまでコンコンと打ち込む音が寝ているテントの中まで毎年聞こえます。
食事は、みなさんそれぞれコールマンのコンロや、炭火のコンロなどを持ち込んで楽しそうに作ってますね。予選を見たあと、みんなで明日の決勝を予想しながら酒をのみ食事をするのはとっても楽しいです。食器洗い場は駐車場横にある大きなトイレの横に設置されています。時間帯によってはかなり混みますが、あまり気になる程のことでもありません。食材は、サーキット道路を東に向かえば２kmぐらいすると左手にスーパーがあります。サーキットボウルの前の道を北へ向かえばサークルKがありますし、さらに３kmぐらい行くとローソン（だったと思う）、もうちょっと行くとスーパーがあります。このスーパーではビールなどお酒も売っているのでサーキット内にある高いビールを買うよりいいかもしれません。
汗だくで観戦したあと、心配なのがお風呂！
８耐は真夏の祭典だけあって観客も汗だくですね。ここで心配なのがお風呂。キャンプサイトにテントを張っている人は優先的に鈴鹿サーキットホテルの天然温泉（２０００円：高い！）に入れてもらえるし、ホテルの普通のお風呂（５００円）に入れてくれることもあります。以前はキャンプサイト横に仮設の温水シャワー（５００円）が設置されたのでそれを利用することができたのですが、最近はなくなってしまいました。お風呂は予選が終わったらすぐに入りにいくことです、さもないとお風呂の待ち行列に１時間以上も並んでたなんてことになります。それでも、優先的に入れてもらえるのでまだましな方です。駐車場のマイカーの中でキャンプしている人は悲惨ですね。バイクや自転車を持ち込んだ人なら、白子駅近くの銭湯（２００円まだやってるのかな？）やサーキット北にあるコインランドリー内に設置されたコインシャワー（２００円）がおすすめ。コインシャワーも時間帯によってはやっぱり混みます。駐車場は基本的に一旦外に出てしまうと再入場は料金を取られてしまうのですが、キャンプサイトにテントを張っている人はPassカードをもらっているはずなので、それを見せれば再入場できると思います。僕は、いつも自転車なのでそこんとこがよく分からないのですが聞いた話ではそう言うことだそうです。
トイレのお話
決勝の朝、トイレが混むんですよね(^_^;でも仮設のトイレが常設トイレのすぐ横に設置してあることがあります。こちらは、目立たないためすんなりと入ることができます。
そして決勝の日
決勝の朝は忙しいです。朝飯作ってたべて、テントを片付けて観客席まで行かないといけないので、のんびり寝ているとスタートに間に合わなかったりします。ってぜ〜ったいに早起きできちゃうんですけどね。月曜日まで休暇をとれた幸せな方は決勝の夜も泊まるというのも手です。特に、遠くから鈴鹿にきている方は８耐の様に７時３０分にレース終わってから帰るとなると駐車場から国道に出られるのが９時前後になるでしょう。となると家につくのは深夜から明け方になるのでは？もう１泊するのも一つの手ですよ。前夜とは違ってちょっと人数も少なくて寂しくなりますが。
鈴鹿でキャンプ必要グッズ
| テント４人用で３人が限度ですね | タープは小さくてもいいから必ずいります。雨が降ったら御飯作れませんから。 |
| コンロ、フライパン、ランタンなどなど | 携帯FMラジオ：天気予報が気になりますし、サーキット内放送のPitFMが聴けます。 |
| クーラーボックス：固まりの氷を毎日サークルkで買って補給していれば真夏でも肉が腐ることはないでしょう。ビールも冷えるし必需品。これで、連泊もOK！ | ちゃんとした金づち：鈴鹿の土はめちゃ固いです！ペグがなかなか入りません。ペグもしっかりした金属製の物をたくさん用意。風が非常に強いことがあるのでしっかりした物を。 |
| 寝袋：真夏の８耐ならいいのですが、春先のWGPやF-1なども夜はぐっと冷え込むことがあるので、真冬でもOKのものを用意したいですね。２万円ぐらいの物であればよろしいかと | マット：寝袋の下に引くと寒さも防ぐことができるし、サーキット内で観戦中に椅子の上にしいておけばお尻が痛くなくてグッド。空気で膨らむタイプの物であれば小さく折り畳めるのでいいでしょう。１万円前後の物がお勧め。 |