Shimano Suzuka Road Race '99

99年8月28〜29日、鈴鹿サーキットで毎年恒例のシマノロードレースが開催されました。このレースも撮影を始めて今年で3年目。昨年よりはやや凌ぎやすいもののこの時期のレースはバイクの8時間耐久レースなみに暑く、選手はもちろん応援する観客も灼熱の太陽にさらされて、首筋がヒリヒリです。

このレース、朝が早いんです。暑くなる前から始めようということでしょうけど。朝7時前です。この時間帯でも走っている選手はもう汗だくでした。手前にのびる自転車の影がポイントですが、ちょっとアンダーすぎたでしょうか。

朝日が斜からさすので、選手をシルエットにして、バックに遊園地の観覧車を入れてみました。

この日は、朝3時に起きて家を出発、サーキットに着いたのが5時ちょっとすぎ。レース開始まではまだ早いので途中のコンビニで買ったパンを1つ食べたら、眠くなってしまって、車の中でしばしの仮眠。気がついたら6時回っていたので、あわてて起きてカメラバッグとレンズをしょって自転車でコースへ行きました。今回は、いつもの肩から下げるタイプのカメラバッグではなくて、リュックサックタイプのバッグを新調。近所のカメラ店オープンセールで買いました。上下2層に別れるので下の段にはサンニッパをいれて、上の段には広角レンズやカメラボディーを入れることができて、なかなか便利に使えます。

こっちが最終コーナー。

こっちがシケイン。どちらも地面にカメラを置いてノーファインダーで撮影しています。

シケインでの、ノーファインダーによる撮影はなかなか危険。24mmレンズで車体を大きく入れるにはギリギリまで近付かないと入らないのですが、走っている選手の中にはコースわきの赤白のゼブラゾーンにのっかって走ってくる人もいて、カメラを引っ掛けそうになったりします。「どけどけ!」なんて怒鳴られながらこっちも邪魔にならない程度に頑張りました。シケインは上りの低速コーナーですので車速は速くないためぶつかることはなかったのですが、S字コーナーの撮影は車速も70km/h程度出ていますのでちょっと恐いです。

シケインと違って、中腰でファインダーを覗いて撮影しました。車速が速いのでびゅんびゅんと風を切る音が聞こえて、集団が走り去った後も風が吹き抜けていきます。広角レンズでの撮影はちょっと恐いです。選手のバックにアドバルーンをポイントに入れました。

観覧車を大きく入れてみました。非常に日ざしが強くてPLフィルターを付けていないのですがコントラストがかなり強くなりました。

シャッタースピードもちょっと悩みました。選手を完全に止めてしまわずに、でも手前の選手はブレるぐらいのシャッターは1/30sぐらいだったと思います。

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