さらに歩き進んでいると電車が見えたのでそちらへ向かうと駅が見えた。後で地図を確認すると名鉄味美駅とあった。我々が撮影していると丁度良く犬を散歩する老人が来たので、頼んで撮影させてもらった。地元の人らしくて、飛行機についてはかなり詳しく、次に何分ぐらいで飛んでくるかも教えてくれた。

  
 踏切を渡るところで、こちらのシャッター音に驚く犬。いいタイミングで右足があがってくれた。
 飛行機を見物する老人。このときもう一人犬の散歩の人が来て、いぬ同士がじゃれあった瞬間があったのだが、残念ながら撮り損ねてしまった。Sさんは飛行機がちょうど上空に入った瞬間で犬のじゃれ合いを撮影できたと喜んでいたが、あとで月例にも入賞されたそうである。

 名鉄電車が通るタイミングと、飛行機が着陸してくるタイミングがうまく合えば両者を入れて撮影ができて、いいシャッタチャンスをものにしたことになるのだが、電車も飛行機も20分ぐらい間隔でしか来ないしそれがちょうど同じタイミングでくることなんて、ちょっと待ったぐらいではぜんぜんだめ。あきらめて、滑走路脇へ戻ることにした。歩きはじめて数分後になんと電車と飛行機がやってくるではないか。でもすでに撮影ポジションから我々が離れてしまっていたので撮れずじまい。逃がした魚は大きいと言うが、逃がした被写体は絶好のチャンスだったのかも。


 
 
 夕方になって公園の街頭に電気が点いた。これを前ボケにするとUFOの様だったので、YS11とあわせてみた。
 離着陸のピークがあるようで、夕方5時頃からぱったりと着陸してこなくなった。待っていたら赤い服を着た女性が彼氏といたので、滑走路の赤いライトをボカしてスナップ終了。

 今回は初めての飛行機撮影だったので、なかなか合点が行かなかったところもあった。2005年には常滑沖に新名古屋空港がオープンする。ここの撮影ポイントもあと数年で終わってしまう。撮れなくなってしまう前に再度チャレンジしてみようと思う。

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