***Newon World***

Newton Message Pad 130

最近、PDA(情報携帯端末)がちまたで流行っていますね。PDAの元祖がNewtonです。PDAという言葉はそもそもApple社がNewtonを開発したときに作った言葉ですから。

現在、日本で手に入るのがこのNewton Message Pad 130です。僕も、これを去年の6月に手に入れて以来、毎日持ち歩いて便利に使っています。写真は、PowerBook520とMP130を一緒に撮影しました。ザウルスやPilotより大きいけど、ノートパソコンと比較すればやっぱり軽いし、電池も単3で2〜3週間ぐらいもつのが特徴ですね。


内蔵ソフト

Notes

電源スイッチをオンにしたときにまず現れるのがこのNotesです(ノーツといえば普通はLotus Notesを思い浮かべるのかな)。基本的にはメモ帳なのですが、画面がそれなりに大きいので色々メモることができて便利。↓ボタンでスクロールできるので、かなりの量のメモができます。電源スイッチオンで一番最初に現れるソフトを自分で指定できます(バックドロップと呼ぶ)が、僕はこのNotesをバックドロップにしています。

Newtonは表示がもともと縦だったのですが、OSがver.2に変わってから横位置も表示できるようになりました。

アメリカでは発売されているMessagePad2000はデフォルトが横位置になったみたいですね。

Dates

Datesはこのように、スケジュール表示が1日だけではなく2日表示や、3日・・・1週間、1ヶ月表示などできて便利。さらに土曜日を7/5,12,19,26と並べて表示できるので、「今度いつの土曜日があいてる?」なんて時に使います。スケジュールが変更になったときも、顔が向き合っているアイコンをペンでさわってそのまま、ずるずると滑らせて火曜日のスケジュールを水曜日に移動させることもできます。このアイコンの左横にある縦の太い線は時間を示し、時間が変更になったときも、この太い線をさわって時間を変更することができます。

 

Names

Namesはカード型の住所録&電話帳ですね。ニュートンのいいところは、必ずしも住所を入れなくてもいいし、電話や電子メールの番号が複数あってもいくらでも記入できる柔軟さにあります。住所録をパソコンで行うと、空欄であっても、住所やメールの記入窓がそのスペースをとってしまいますよね。ニュートンは少ないメモリーで必要な情報をためておくことのできる、うまい方法を取っていると思います。さらに、このカードの[notes]を押すとショップの地図が入っています。


アプリケーションソフト

Quick Figure Pro

Newton用の表計算ソフトを購入しました。表計算の基本機能はあります。MACにtab付きテキストで送信できるので、グラフにするのはEXCELでやっています。実験室にパワーブックをもって歩くのはちょいと重いので、いままでは紙製の大学ノートに実験結果を記入していたのですが、MP130を買ってからはこれを使っています。手書きで書いた大学ノートのデータをいちいちEXCELに入力し直していたのですが、ニュートンならシリアルケーブルでMACにつなぐだけでよいので、入力間違いもなく効率がアップしました(^^)

NetiGame

言わずとしれた、さめがめ、まきがめ系のゲームです。Newtonなのでねちがめです。本体の小さいNewtonならではの遊び方は、お布団に寝ころびながらやることですね。単純なゲームですが結構はまります(^.^:

ShowMate

最後に、変わり種ソフト。本体に着いている赤外線ポートを用いてニュートンをテレビのリモコンに替えてしまうソフト。一体誰がこんなの使うのかなと思いますが、おもしろいのでインストールしています。ソニーの製品であればテレビ以外にもVTRやカセットテープ、CDなどなどに対応しています。うちではテレビしか無いのでテレビで試したらちゃんと動きますね。でも、赤外線の光が弱いのか、半径2メートルぐらいしか反応しませんでした。

いかがでしたか?日本でのユーザーはMAC以上に少ないですが、使っていてあきないし、僕のいいデジタル秘書をしてくれています。いまは、ニュートンショップで4万円台で買えるとのこと。僕が買ったときは10万もしたのに・・・。

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