ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2011年4月20日
東北道でトラブル
福島第一原発事故の影響で僕の先輩の住む福島県川俣町が汚染され生活も大変だというので
募金と物資を集めて行ってきました。
出発前からエンジン始動直後、ベルトの滑るようなククッという音がしておりました。
温まると消えるのでどこかのベアリングがそろそろ寿命かなと軽く考えておりました。
その帰りエンジンルームからひどい音が。
寝不足と、あまりに音がひどいので佐野SAで休憩。
音がしているあたりを潜って観察してみると、
なんとオルタネータのプーリを留めるナットがゆるみ
一緒に固定されている冷却用のファンが暴れてオルタネータのケースにガリガリこすっているのです。
どうしようかと悩みましたが、オルタが死んだら走行できない。
プーリーが完全に取れちゃったりしたら大変。
そこでSAで応急処置開始。
オルタネーターの位置は手が非常に入りづらい
ゆるんでいるナットは見えるのだが工具が全く入らない。
結局、ウォッシャー液タンクを取り外してようやく工具が入るようになり
バイスグリップでナットをつかみ、アーレンキーとメガネでセンターシャフトを回し締め込みました。
工具が貧弱なのでしっかり締められません。異音は減りましたが、
逗子に付く頃にはまたゆるんだらしくものすごいガリガリ音を発していました。
無事帰れて良かった。
写真は応急処置が終わって疲れ切って寝ているところ(同行の友人撮影)