ランチア・テーマ日記

LANCIA THEMA 8・32

2011年3月4日

中国製HID導入

中国製に粗悪品が多いのもよく判っていますが、従来の国産品との価格差があまりにあるとまあいいかと逝ってしまいたくなります。
中国製が粗悪な理由は金型等もとがいまいちという部分もありますが、すべては検査だと思います。
日本だったら検査不合格になる物も製品として出しちゃうから市場で不良品が多く発生しているのだと思います。
マックも、iPhoneも中国製ですがさすがに検査が厳しいようで、特に問題は感じません。
それでもシンガポール製時代より不良が出回る率は高くなったような気がしますが。

テーマをターボ時代から3台乗り継いで唯一の不満はヘッドライトが暗いと言うことです。
HIDにしたいなと思いながらもキットが5万円とかするとすんなり手が出ません。
ハイビーム時に点灯するドライビングランプを復活させたりしてしのいできました。
ここへ来て中国製のHIDキットがハロゲンバルブ買うぐらいの値段になってきました。
怖い物見たさで、値段も安いし電球切れたと思えばたいした損害でもないので買っちゃいました。

商品説明はやる気満々です。

55wとかもありますが、普通の35W5000ケルビンのものヤフオクで3799円でした。

届いてみたら、ずいぶんゴージャスな箱。やる気が見えます。

キットの中にはすべての配線が納められており、バラストをエンジンルームのどこかに取り付け、ランプを取り付け配線を固定すれば終わりです。
とても簡単。昨日1時間と、今日1時間作業して終了です。

8・32は隙間が少ないのでバラスト取り付け場所がなかなか決まりませんでした。
結局、右は冷却水リザーバタンク後ろ。
左はABSリレーのカバーに取り付け、バッテリーとABSリレーボックスの隙間に入れました。

もともとのバルブは60/55Wで110/100Wクラス、3600ケルビンの暖色系のバルブを使っておりました。
ブルーの物より見やすくてこれが一番実用的かなと結構気に入っておりました。

夕方しか作業できないので16時頃、照度計をヘッドランプの中心に押しつけて照度を測ってみました。
本来照度は物体に照射された光を計る物ですが、ここでは単に差を知りたいだけなのでこのような測定法にしました。
本当は光度(カンデラ)を計るべきです。

ハロゲンランプでは左右とも約2000ルクスでした。

結果は、明るくなりました。
照度は左右とも約4000ルクス。

ハイローの切り替えもスムーズです。(バーナーが出たり入ったりしてハイローを切り替えます)
パッシングに関してはドライビングランプも点くので問題ないと思います。

後はバラストが発生するノイズ、耐久性、その他出てくると思います。
消費電力が減ったのが何より良いと思います。
まだ実際に運転していませんがナイトドライブが楽しみです。

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