ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2011年1月26日
番外編 動画撮影機材 DOFアダプター
昨今のデジカメやiPhoneの映像撮影機能はとても素晴らしく綺麗なものが撮れるのですが
どうも味わいにかけます。
ネットでDOFアダプターなるものを知り、どうしても作ってみたくなりました。
用意したのは
ニッコールレンズ(マニュアルフォーカスのレンズが家にごろごろしています)
iPhone4
デジカメ用クローズアップレンズ(カメラバッグの中に転がっていました)
ニコン用接写リング(エクステンションチューブ)2セット(オークションで激安中国製を購入)
キヤノン フォーカシングスクリーンEe-S 0830B001(新規購入)
望遠レンズ用三脚座リング(オークションで激安中国製を購入)
iPhone4用スライド式ケース(オークションにて購入)
ニコンのリアレンズキャップ(シグマのやつを使用)
設計図はこんな感じ
レンズの焦点にフォーカシングスクリーンを置き、そこに結像した画像をiPhone4で撮影するというもの。
まずは持っているクローズアップレンズでフォーカシングスクリーンを撮影するための撮影距離Aを割り出します。
あんなことやったり、こんなことやったりして距離をはじき出します。
ニコン用のリアレンズキャップにクローズアップレンズを取り付け
iPhone4用スライドケースにネジで固定します。
リアレンズキャップに接着剤をつけて接写リングを固定します。
規定の位置にボール紙で作ったフォーカシングスクリーンマウントを乗せます。
ここにフォーカシングスクリーンを固定します
固定は2枚のボール紙で挟むように作りました。
ボール紙は埃が異常に出るのでカッティングシートを貼り付けました。
フォーカシングスクリーンマウントを挟むように接写リングを取り付けます。
全部取り付けるとこんな風です。
iPhone4をスライドインします。
使うAppは純正のカメラAppでもいいのですが、これでは像が上下逆さまになってしまいます。
そこでalmostDSLRというAppをインストールします。
撮影時iPhone4は一生懸命ピントを合わせようとしますが、
このAppは一回合わせたピントを固定できるのでフォーカシングスクリーンにピントを合わせ続けてくれます。
さらに上下逆像になるのを180度回転することができます。(アドバンス設定にて)
するとこんなです。
これで動画も静止画も撮影できます。
かっこもつけてようやく完成です。
テスト映像はこちら