ランチア・テーマ日記
LANCIA THEMA 8・32
2010年2月2日
またぞろキースイッチ
エンジンの調子がすごく良くなってきたのに、東京往復したとき原因不明で3回のエンスト発生。
ACCから電源をとったレーダー探知機をいつも電圧表示モードにしているのですが
ここのところ表示電圧が少々低く感じていました。(11〜12ボルト)
8・32だけでなくターボ16vの時代にもあったのですが、
キースイッチの接点部分にスパークによるカーボンが蓄積して接触が不良になっていたことがありました。
そこでまたキースイッチを分解してみました。
キースイッチはハンドルコラムをばらしてキーシリンダーのサイドに爪2本で固定されています。
爪の部分にマイナスドライバーを差し込めばかんたんに取り外せます。
キースイッチのユニットは真鍮のパイプでリベットのようにかしめてありますが
僕のやつは分解できるようにネジで組み立ててあります。
やっぱり接点が真っ黒。シリコングリスと混ざってペースト状になっています。
ティッシュで拭くだけできれいになりました。
スパークしたところは少々金属がへこんでいます。
削りすぎないようにヤスリで削ってなるべくフラットにします。
今回は予備のキースイッチを持っていたのでこちらと交換。
この古いスイッチは接点をきれいにした状態で保存して車の工具箱に積んでおきます。
キースイッチを交換したらACC電源の電圧が13〜14ボルトになりました。
電気がちゃんと流れるとエンジンもこころなしか元気になった気がします。