ランチア・テーマ日記

LANCIA THEMA 8・32

２００９年１１月４〜７日

大トラブルからの脱出３５

今日の目標：エンジン始動、、、せず

ほとんどの組み立てが終わったのでまずエンジンを始動したい。
ヘッドランプやフロントグリルは再度作業が必要なときに邪魔なので本当に最後にやります。

エンジンオイルを入れて
LLCを入れて
パワステオイルを入れて
バッテリー接続

さて、イグニッションキーをひねってみると
クランクはするが爆発は一切無し！

がーん！　エンジンかからない、、、、

エンジンルームはずいぶんガソリンくさい

よく見るとコールドスタートインジェクターのバンジョーからガソリンが漏れている。

レンチの入れにくいところだけれど何とか増し締め。

でもやはりかからない

さらに

ウォーターポンプから水漏れ。

メインのオイルパイプからもポタッポタッとオイル漏れ

ん〜〜〜〜〜どうしましょう。

LTOCのDIYの神様ガンタさんに状況を伝える。

メールでいろいろ有用なアドバイスをいただく。

翌日サージタンクを外しコールドスタートインジェクターを取り出し、バンジョーを締め直す。

バンジョーからの漏れは無くなったけれどなんだかまだガソリンくさい。

基本に返り、圧縮、火花、混合気を再度確かめることに。

まず圧縮。コンプレッションゲージで全気筒圧縮を計る。

全気筒ちゃんと圧縮はありました。合格です。

次に火花。

ケーブルに別なプラグを付け、娘にセルを回してもらうとちゃんと発火しています。

そして混合気

コールドスタートインジェクターからガソリンが漏れると言うことは
フューエルディストリビューターまではちゃんとガソリンが来ているという証拠。

6番のインジェクターを外し（外しやすいので6番）下に紙を敷きセルを回してみると
全く紙が濡れません。ガソリンを噴射していない。

さてどうしましょう。まずは頭を冷やそう。