ランチア・テーマ日記

LANCIA THEMA 8・32

2007年9月26日

ホーンをオリジナルへ

テーマのホーン、初期のタイプはおもしろい仕様で、ホーンボタンの押し方で鳴らし分けができるそうです。
しかし日本の型式認定を受けるために、本国仕様のこの工夫を殺してあります。

でもこの仕様変更はいい加減で、対策がしてあったり無かったりだそうです。
フェイズ2生産後期からこのホーンの採用が無くなり、普通のデュアルトーンのホーンになっています。

テーマオーナーズクラブの諸先輩方にいろいろ教えていただき、
僕の8・32を本国仕様に戻しました。

鳴らし分けができるのはフェイズ2初期のものまでで、FiammのGONGというホーンが取り付けられております。
日本向けの改造で整備マニュアルの配線図にないリレーが取り付けられております。
このリレーを取り外し、オリジナルの配線に戻せば鳴らし分け可能なホーンになります。

ホーンは左フロントフェンダーの中にあるのでヘッドランプを外して作業しました。
後付けの配線はコネクター形状が違うのですぐ判ります。

 

上はマニュアル配線図にあるオリジナルの配線。
下は日本で対策された配線です。
リレーを取り外し、オリジナルの配線に戻せば、鳴らし分けができます。

オリジナルに戻した結果
ホーンボタンを短く押すと、「パッ」と
ホーンボタンを長く押すと、「パァ〜ン」とエコーのある音が出ます。

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