ランチア・テーマ修理日記

LANCIA THEMA TURBO 16v

2007年3月31日

プラグケーブルの交換

以前に古いケーブルを使って偽ノロジーを作り使っていましたが
その効果もあまり判らず、ケーブル自体も古くなっているので交換することにしました。

ウルトラとか本物のノロジーとか買うとすごく高いので
今回は部品をバラで買い集めて自作することにしました。

購入したのは

MSD製のSUPER-CONDUCTORプラグコード切売り
USAレースシーンでのトップメーカーMSDの8.5mmプラグコードです。
驚異の超低抵抗値165Ω/m!(NGKパワーケーブルの抵抗値の1/5以下です)
国産コードは多種多様な車のストリートユースを前提に製作されていますので真似の出来ない数値です!

という宣伝文句のものをオークションで手に入れました。
その他ターミナル、ゴムキャップのセットもパンダの分と2セット買いました。

プラグ側のゴムキャップのみ古い純正の物をばらして再利用しました。

 

ケーブルを規定の長さに切ってまず端子の部分に針金を取り付けます。
ガンタックの針を使いました。

 

針金が端子に接するようにカシメます。
ゴムキャップとケーブル双方にCRC556を吹いてゴムキャップに通します。

 

コイル側はゴムキャップを通した後端子を90°曲げます。
右はプラグ側の端子です。

 

プラグ側は結構キツキツです。CRC556をたっぷり吹いて差し込みます。
最初にケーブルだけ入れようとしてもきつくて入りません。端子が付いていた方が入れやすいです。
端子がある程度入ったところで端子の端を左上の写真のようにラジオペンチで押し込みます。
これで規定の位置まで端子が入ります。

 

取り付けたところいきなり効果がありました。
今までは冷間時の結構ミスファイアしてエンジンが暖まるまでアイドリングが安定しなかったのですが
スタート直後からアイドリングが安定するようになりました。

いや〜交換して良かった。

パンダの方も同時に作業しました。


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