ランチア・テーマ修理日記

LANCIA THEMA TURBO 16v

2005年6月2日

番外編 エアマック ベースステーション修理

エアマックBSの調子が悪いので修理することにしました。
この初期型はコンデンサーに欠点があることで有名です。
原因は粗悪な部品を使っていることと放熱が考えられていないことです。

分解してみるとやはり電源のコンデンサーがふくらんでいます。破裂しなくて良かったです。

このコンデンサーをもう少し良いものに交換します。
壊れたコンデンサーは220マイクロファラド16ボルトのものでしたが
350マイクロファラド50ボルトのものに交換します。(オーバースペックですが)

二つとも交換します。大きくてオリジナルの一に入らないので基盤裏側に付けます。
プラスマイナス間違えないように。

 

実際の無線の機能は市販されていたルーセントテクノロジー社のPCカードタイプのものと全く同じです。
このカードにはアンテナ端子がありますがエアマックでは埋めてあります。
ibookのジャンク部品よりアンテナとケーブルを外してエアマックの外部アンテナとして使ってみます。
アンテナの出っ張りが引っかかるので少々内部のフレームを削りました。

ケースの中はこんな感じです。必要ないモデムの基盤は外してあります。(空間確保のため)
3カ所にナットが置いてあるのが判りますか?
これで筐体を組むときすき間が空くようにします。(これも放熱のためです)

組み終わったエアマックはすき間が空いてそこからアンテナがナマズのひげのように出ています。

こんな感じに壁に取り付けてあります。
こんな古いものでもちゃんと直せば使えます。(古いと言っても5年も経っていないのですが)

また快適にネット接続できるようになりました。


ホームへ