ランチア・テーマ修理日記

LANCIA THEMA TURBO 16v

2005年4月19日

ePERをマックで使う

フィアットグループの車のパーツリストはePERというDVDにまとめられています。
このパーツリストDVDが一枚あればフィアット、ランチア、アルファロメオ、フィアット商業車のすべての部品を検索できます。
日本語にも対応していて、部品の価格(ガレイタの価格とはちょっと違うけれど)も調べられるので便利です。

とても素晴らしいものですが、ウインドウズ用なのです。このためにわざわざウインドウズマシンを買うのも悔しいです。
僕はマックユーザーなのでこのDVDを閲覧するにはちょっと苦労しますが、以下のような設定で問題なく閲覧可能で印刷も可能です。

僕のマック環境は

メインマシン:ibook600
OS:Mac OS 10.3.9
ネットワーク接続:AirMac使用
プリンタ接続:AirMacExpressにUSB接続(ランデブープリンタ)

この環境にヴァーチャルPC6.1.1をインストールしてウインドウズXPプロフェッショナルを動かします。
ヴァーチャルPC上のウインドウズXPにePERをインストールすれば閲覧可能になります。

内容を印刷するにはさらに以下の設定が必要です。

ヴァーチャルPCの環境設定
(マックのランデブープリンタで印刷するには)

ヴァーチャルPC初期設定のヴァーチャルスイッチ設定でAirPort(AirMacのこと)を選択。

ヴァーチャルPCのPC設定(僕の場合はWindows XP copyという名前です。名前は自由に付けられます) の
ネットワーク設定でネットワークを有効にチェックしてヴァーチャルスイッチを選択。

以上の2点の設定を行うとマック上のウインドウズはネットワーク上全く単独のコンピュータになるので
ウインドウズのネットワークコントロールパネルでTCP/IPの設定を行います。
会社のネットワークなどでなければ普通はDHCPを参照という設定で大丈夫です。(IPが自動的に割り振られる)

次に

http://developer.apple.com/macosx/rendezvous/
ここから
Rendezvous for Windows Technology Preview 4
をダウンロードしてXPにインストールします。

インストールするとランデブープリンタウィザードが使用でき、これでランデブープリンタを簡単に設定できます。

これでヴァーチャルPC上のePERからランデブープリンタで印刷が可能になります。

ヴァーチャルPCから直接プリントしなくても
マックの画面キャプチャも使えます。
コマンド+シフト+3で全画面キャプチャ
コマンド+シフト+4で自由選択画面キャプチャ
が可能です。キャプチャはPDFで保存されます。

これでマックしか持っていなくてもePERが使えます。


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