ランチア・テーマ修理日記

LANCIA THEMA TURBO 16v

2004年12月23日

番外編 死んだ初期型iMacを生き返らせる

友人の初期型iMacが死んでしまいました。電源を入れると一瞬点くのですがその後プスンと止まってしまいます。
その後は電源をいじっても全くうんともすんとも
24時間ぐらい経過してまた電源を入れると一瞬点いてまた消える

これはどう見てもiMacでよく言われているフライバックトランスの故障だな
(ブラウン管の電圧調整するトランスで低品質のものが使われていてこれが死ぬと動かなくなります。
ちなみに初期型AirMac電源のコンデンサーも低品質で保証の切れる一年ぐらいで大体故障しておりました。
もちろんドリ家の初期型AirMacはコンデンサーを高品質のものに変えてありますので現役稼働しています。)

オークションでiMac用のフライバックトランスは常時出品されているのでこれを2000円で購入。
出品者は親切にも修理のアドバイスもしてくれます。

白い二つの調整つまみが付いたやつがフライバックトランスです。

iMacをバラバラにして電源基盤を外しますがブラウン管は24000ボルトの高電圧がかかるところで
電源抜いた直後も高電圧が帯電しているので、電源抜いて一晩経ってから作業すると安全です。

電源基盤外したら、ハンダ吸い取り線で丹念にフライバックトランスのハンダを吸い取って
故障したトランスを外します。

はずれたのがこれです。

右の新しいトランスを同じ場所にハンダ付けして、配線を元通りにしてiMacを組み立てます。
最後の筐体をかぶせる前に電源を入れて作動させてみます。

じゃーんと言ったあと真っ暗で何も写らなかったけれど焦らずフライバックトランスの輝度調整つまみを調整します。
(感電しないようにね)

つまみをいじるとブラウン管が明るく表示されます。
その後はやはりフライバックトランスに点いているフォーカス調整をします。

これで修理は完了。
今回は故障箇所がドンピシャだったのあっという間の修理でした。
テーマの修理もいつもこんな風にドンピシャで できたらなあ 。

修理代は部品のみ2000円也


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